タレントの一ノ瀬文香が26日、都内で行われた自叙伝『ビアン婚。』出版記念トークイベントに登場。一ノ瀬は、自身初となる著書の出版に「(女性が好きになる前の)高校生までの自分の人生を話すのが、私にとってナーバスなことだった。でも、同性だろうが関係なく恋愛をするってことを伝えたくて、覚悟して書きました」と思いを明かした。 一ノ瀬はイベントで、同性婚は合憲という連邦最高裁判所判決を勝ち取った米弁護士のエヴァン・ウォルフソン氏と“同性婚の法制化”に向けたトークを展開。一ノ瀬が「ひとりひとりが差別なく生きていけることが大切なこと。日本でも本質的に話をしていってほしい」と力を込めると、エヴァン氏も「我々に必要なのは、一ノ瀬さんのように自分たちのことを伝え、それぞれが尊重することだと思う」とエールを送った。
2016/02/26