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常盤貴子、東陽一監督作品でストーカー役 『だれかの木琴』映画化

 女優の常盤貴子(43)、俳優の池松壮亮(25)が映画『だれかの木琴』(9月公開)で初共演することが20日、わかった。一通のメールがきっかけでストーカーと化していく主婦・小夜子を常盤が演じ、小夜子の執着の対象となる美容師・海斗を池松が演じる。監督・脚本は『もう頬づえはつかない』(79年)、『わたしのグランパ』(03年) などを手掛け、ベルリン国際映画祭銀熊賞を始め世界中で40以上の映画賞を受賞し、女優演出の名手としても知られる東陽一氏(81)が務める。

 同作は、井上荒野氏の小説を実写化。そのほか、小夜子の夫・光太郎役に勝村政信、海斗の恋人・唯役に佐津川愛美が出演する。

 「女優を始めた頃の私に教えてあげたい」と東監督作品への参加を喜ぶ常盤は「監督から、『役作りはしないでください』と強く何度も言われていたので、『役作りをしない』役作りに挑戦してみました」と振り返る。初共演の池松について「東陽一監督作品の一部であろうとする姿が、同じ志を抱いていた私にとっては最高の理解者であり、最強のパートナーでした」と信頼を寄せている。

 池松も「東監督の作品に出演できるなんて、うそじゃないかと思いました。また1つ大きな夢が叶ってしまった気分でした。でもそうも言ってられないので、平気なふりして現場にいこうと思いました」と心躍ったことを明かし、常盤とは「ほとんど話す機会はありませんでしたが、現場で何も言わず真摯にやってのける姿がとても印象に残っています。その強さは美しく、小夜子という1人の女性に深みと迫力を感じました」とコメントしている。

 東監督は「常盤貴子さんは、熟成した演技力の、その深い底の方に、ただ『そこに居る』だけで、女の微妙な心の動きを表現できる人、だと思っていたし、池松壮亮さんは、類型的な若者像でなく、もっと自由で繊細な青年の心情を表現できる、若手のホープ」と讃えている。

 原作の井上氏は「私の小説が、東陽一監督によってどんなふうに料理され、あらたな容貌を見せるのか。私自身も楽しみにしています」と期待している。撮影は1月7日から千葉・流山市にてクランクインし、1月31日にクランクアップしている。



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