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柳下大、大けが経て“第二章スタート” 瀬戸康史との共演を熱望

 俳優集団D-BOYS柳下大(27)が、右下靭帯損傷の手術から丸半年を経て復帰作となる舞台『オーファンズ』のけいこにまい進している。昨年1月に再演された舞台『真田十勇士』出演中に負傷、初めて大きな手術と大きな壁にぶち当たり、どん底で葛藤する日々だったという柳下だが、困難を経て自ら「第二章のスタート」と称する舞台がいよいよ開幕する。

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 現在は「万全の状態が整った」と安堵する柳下だが、手術後は慣れない松葉づえでの生活は階段の登り降りもままならず精神的に落ち込む日が続いたという。「当時は実家に帰って引きこもっていました。とにかく芝居から離れたかったので映画、ドラマ、舞台も全く観なかった。とにかく現実逃避をしたいからテレビを点けても、バラエティ番組やニュースだけ。あとは、自分の過去の作品をたまに観ながら『もう無理かな』と思ったりしてましたね。もう限界なのかな、いい思い出だったという落ち込んだ気持ちで過ごしていました」。

 しかし一度は俳優としての限界を感じながらもけがの回復と比例して気持ちも前向きになっていった。今回の舞台は『真田十勇士』も担当した演劇の母と慕う演出家・宮田慶子氏に直々にオファー。「以前から、役者として立ち止まっている気がしていて。自分では気付かない悪いところを宮田さんに指摘してもらいたいと思っていた。そういう意味でも一回お休みをいただいて、本当に再スタートという気持ちでこの舞台を迎えました」と晴れ晴れとした表情を浮かべる。

 「本当に今回の作品には、いろいろな縁が重なっている。去年の12月で芸歴10年目を迎え、一発目の作品でありけが復帰一作目。そして自ら進めた宮田さんとの舞台、第二章という感じ。今までの自分は過去のものとしてあって、ここから新しく創り上げていく。本当に再出発の作品にふさわしい」。

 また再起の裏には宮田氏や両親のほかにもD-BOYSで唯一の同学年である俳優・瀬戸康史の存在があった。自身デビュー作『テニスの王子様』で共演し、当初は寮生活も共にしていた瀬戸に対し「彼はいつも前しか見ていない。彼の存在があったから自分も腐りかけた時に立ち上がったこともあった。どんな状態でもブレず、瀬戸康史でいつづけてくれることが励みになる」と感謝。「いつか一緒に映画をやってみたい、共演したいという気持ちが常にあります」と熱望した。

 ほkにも同学年となる“88年組”には東出昌大、三浦翔平、松坂桃李、窪田正孝など今をときめく俳優たちがひしめくまさに黄金世代。そんな同級たちの活躍に「負けてられないので。刺激になります」とライバル心を燃やす。「一人でも多くの役者さんや演出家さんとお仕事がしたい。今回の作品を経てより人との出会いの大切さを感じたので、今後もこれまで仕事をしたことない人と関わってみたい」とまっすぐに今後を見据えた。

 満を持して挑む主演舞台は、3人芝居。孤児の兄弟が突然転がり込んできた男とともに奇妙な共同生活を送るというストーリーでは、初めての会話劇を展開する。「現代だからこそ見て欲しい作品です。今は、SNSが普及して顔も知らない名前も知らない人間とコミュニケーションがとれる時代。心のつながりを知らないまま、それをつながりとしている人が多い。その寂しさは劇中に登場する、孤児たちが抱えている寂しさと変わらないのでは。人を信頼するということはどういうことか、どの世代でも男女問わずいろんなものが詰まった作品なので、見る人によって違った感じ方ができると思います」とアピールしている。
 

■舞台『オーファンズ』
2月10日〜21日 東京芸術劇場シアターウエスト
2月27日・28日 新神戸オリエンタル劇場

アメリカ・フィラデルフィアの老朽した長屋に暮らす兄弟・トリート(柳下)とフィリップ(平埜生成)。そこに酔っ払ったハロルド(高橋和也)が転がり込み奇妙な共同生活をスタートさせる。大きな孤独と小さな温もりを分かち合う孤児(オーファンズ)に訪れる思いもよらない結末とは…。



関連写真

  • 右下靭帯損傷のケガから復帰し、2月に舞台『オ―ファンズ』で主演を務める柳下大 (C)ORICON NewS inc.
  • 主演舞台『オ―ファンズ』を控える柳下大にインタビュー (C)ORICON NewS inc.
  • 主演舞台『オ―ファンズ』への熱い意気込みを語った柳下大 (C)ORICON NewS inc.
  • 主演舞台『オ―ファンズ』を控える柳下大にインタビュー (C)ORICON NewS inc.

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