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こまどり姉妹、芸能人の恋愛事情に言及「私たちの若い頃はご法度だった」

 『有吉反省会』(日本テレビ系)で衝撃の“三戸なつめメイク”を披露するなど、77歳にして再び“カワイイ”と注目を集めている並木栄子(本名:長内栄子)、並木葉子(本名:長内敏子)による双子の歌手、こまどり姉妹。11歳で門付から流しの歌手として歌い始め、大スターに上りつめるも、ファンによる傷害事件、敏子のガン、未婚の母となった栄子、さらには借金まで……波乱万丈な人生を送ってきた。最近でもさまざまな形の熱愛報道が取りざたされているが、50年以上の芸能生活を送ってきた彼女たちが芸能人の“恋愛”について熱弁を振るってくれた。

■姉・栄子の夢は洋服屋さん セーラー服に憧れていたデビュー前

──先日出演された『有吉反省会』では三戸なつめさん風のメイク&コーデで原宿に繰り出していましたね。最近のファッションはいかがでしたか?
【敏子】 なつめちゃんのことは知らなかったんだけど、写真見たら可愛い子じゃないの。お姉さんもね、今から40、50年前に原宿に住んでたの。昔から本当にお洋服のセンスがよくて、もともとはファッションの仕事をする予定だったのよ。
【栄子】 そうなの。お洋服が大好きだったから、お店をやりたいなぁと思ってね。
【敏子】 デビュー前のことだけど、セーラー服にそっくりな服をお洋服屋さんで仕立ててもらって2人で着てたこともあったわね。
【栄子】 そうね。私たち11歳で流しを始めたんだけど、夕方5時には三味線を抱えて出かけるわけでしょう。それで夜中の3時4時まで仕事するから、学校に行けないわけ。だから本を読んだり塾に行ったりして勉強してたんだけど、一番憧れたのはセーラー服ね。
【敏子】 そればっかりは学校に行かないと着られなかったから、お洋服屋さんに頼んでそっくりな服を作ってもらったのよね。
【栄子】 だけどセーラー服の襟に線を入れるのだけは、ちょっと心が痛んでね。本物の学校の制服じゃないわけだから。だからどこの学校のでもないセーラー服を着て、昼間は遊んでたのよ。

──“なんちゃって制服”ですね。
【栄子】 それでね、60年くらい前のクリスマスだったかしら。義理の姉と3人で、銀座の喫茶店に行ったのよ。そうしたら大学生のグループと相席になってね、そこで恋愛論みたいな討論になったわけ。
【敏子】 私たちも経験なんかないけど、仕事で夜の街はいっぱい見てるでしょう。だからズバズバ言ってたら、その大学生たちに「君たちは素晴らしい!」なんて言われちゃって。「また会いたい、電話番号を教えてくれ」ってね。

──ナンパじゃないですか!
【栄子】 でも「親から電話番号は教えてはいけないと言われてます」ってお断りしたの。それから3人で外に出てね、「やったわね」なんて話したの。「私たち、学校に行ってないけど、討論で大学生に勝ったわね」ってうれしくなっちゃってね。
【敏子】 実はその後日談があってね、それから何年かして私たちデビューして、雑誌のグラビア撮りで銀座で撮影をしていたのよ。そうしたら背広を着た立派なサラリーマンの人が声をかけてきてね、「何年か前に銀座の喫茶店で会いましたよね」って。
【栄子】 喫茶店で別れてから、ずっと私たちのこと探してたんですって。「あの制服はどの学校だ?」って。でも見つからないわけよね。
【敏子】 それからデビューして、新聞なんかに流し出身って載ってたからびっくりしたみたいで。こっちも制服を着ていたという罪悪感があったし、「あの時は嘘をついてごめんなさい」って謝ったわねえ。

■恋愛が表沙汰になるとたちまち売り上げが落ちた

──人気スターとして忙しい日々を送る一方で、お若い頃にはロマンスもあったとは思うんですが…。今の若い歌手が恋愛をオープンにされてる方が多いことについてはどう思われますか?
【敏子】 そりゃあ若い頃はありましたよ。でも、私たちの若いころはご法度だったからね。それに当時は恋愛が表沙汰になったりすると、たちまちレコードの売り上げが落ちたりしたの。だから今みたいにオープンな恋愛はできなかったのよ。舞台に出たら、見に来てくれたお客さんがどうしたら喜んでくれるのかって考えていないとダメなの。自分のことばかり言っていてはダメなの。

──ということは、女の幸せよりも歌手であることを優先させたということですか?
【栄子】 そうね、仕事を取ったってことなのかしらね。
【敏子】 それに私たちは片方に何かあったら、相棒に迷惑をかけることになるでしょう。双子とは言え、仕事の上では相棒だからね。だから絶対に負担をかけちゃいけないって、その一心はあったわね。特に私はずいぶん若い頃に病気で倒れたり、怪我をしたりとお姉さんに苦労をかけたからね。丈夫でいないとこの世は楽しめないから。
【栄子】 お互いに迷惑をかけないように、っていう意識はあるわね。だから健康にも気を使うのよ。お肉でもなんでも食べて。お酒もね、今年からノンアルコールのビールを飲むようになったの。あれは美味しくていいわね。
【敏子】 去年まではちゃんとアルコール入りのを飲んでたけどね。それでも、氷を入れて薄めて飲んでたからそんなに体に悪くなかったのよ。

(文/児玉澄子)



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