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倉科カナ、実写『珍遊記』で坊主・玄奘役 「隣に真ッ裸の松山ケンイチさんが当り前」

 女優の倉科カナが、実写版『珍遊記』(2月27日公開)で、松山ケンイチがほぼ全裸で演じる山田太郎を従えて天竺を目指す坊主・玄奘(げんじょう)を演じていることが25日、発表された。倉科は完成した映画を観て「なんてハレンチなセリフを言っていたんだろう? 隣には真ッ裸の松山ケンイチさん……それが当り前の現場。やはりすごい作品に参加してしまった」とコメントしている。

 松ケン主演での実写映画化が発表されてから世の中をざわつかせている同作。その松ケン演じる山田太郎に次ぐ2番手となる玄奘役は、原作では性別がはっきりとは描かれていないなか、倉科が坊主頭に袈裟という姿で怪演している。倉科は、原作でもおなじみのテレビでは放送できないお下劣セリフを冒頭から連発。妖力を封じるための山田太郎との戦いでは、原作の世界観を踏襲するシュールな空気を挟み込むながら、激しいアクションシーンを体を張って見事に演じ切っている。女優キャリアに影響を及ぼすであろう同作への参加には、大きな決断が必要だったことを思わせる。しかし、倉科にとって、女優としての新たな一歩を踏み出すきっかけのひとつになる作品になったに違いない。

 オファーを受けたときを振り返った倉科は「最初、事務所の方が『倉科さん、映画のオファーが来ているんですが……』と珍遊記の台本を恐る恐る私に渡したのをとてもよく覚えています。まあまあ下品なセリフのオンパレードなこの物語。マネージャーさんの心配はよそに、私は『お下劣な……でもどこか胸が熱くなるこの物語に、山口監督、松山さんをはじめとする濃い個性の俳優さん方と一緒なら参加してみたい』と素直に思いました。確かにお下劣だけど……このチームなら何かミラクルが起こるんじゃないか!? そんな希望を私は感じ、お受けしました」。やはりそのキャラクターを演じることに対して悩みを抱いたことも明かす。

 山口雄大監督は、そんな倉科の起用理由を「ともすれば男オンパレードになりがちな画太郎作品のなかで玄奘は清涼剤にしたいと思い、最初から女性で考えていたのですが、重要なのはスキンヘッドの似合う女優さんでした。倉科さんの名前が上がり、合成写真で検討してみるとドンピシャで。彼女しかいない! と惚れ込んでしまいました。放送禁止用語なども連発する役柄ですが、躊躇することなく演じていただけました。怒っていません?(笑)」と熱い想いのあったオファーだったことを語る。

 一方、倉科は映画完成後に「やはりすごい作品に参加してしまった」と含みをもたせながら、実写版への期待が高まるファンに向けて「映画での玄奘は、原作とキャラクターも異なりますが、太郎との関係性も新しくとても愉快なものになっていると思います。劇場で大いに笑っていただければ幸いです」と仕上がりに満足している様子をみせた。

 また、玄奘以外のキャラクターの配役も発表された。山田太郎に恨みを持つ映画オリジナルキャラクターの龍翔を溝端淳平、山田太郎を育てたじじいを田山涼成、ばばあを笹野高史、世界最強の武闘家・中村泰造を温水洋一、変身前の山田太郎をピエール瀧が演じている。



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