俳優の屋良朝幸が17日、東京・シアタークリエで上演されるミュージカル『ドッグファイト』東京公演初日取材に出席した。劇中ではラフルアー宮澤エマとのラブシーンに挑戦するが「気持ちは18歳のかわいさが見えれば。男らしい役ですけどそういう場面になると奥手になるという新鮮さを思い出してやっています」とニッコリ。宮澤は「ファンの皆さん、ごめんなさい」と恐縮した。

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　一方で屋良は「なりきってやっているので恥ずかしさはない」とキッパリ。宮澤は「どちらかというとコミカルなシーンなので、かっこいいせりふ『君を見ていたい』と真顔で言われると笑ってしまって…最近やっと笑わなくなった」と裏話を披露すると「日本語だからですよ！　言ったこと無いですもん。こういうときに言わないと！」と主張していた。

　同ミュージカルはベトナム戦争出征前夜のアメリカ・サンフランシスコを舞台に、アメリカ海兵隊に伝わる『ドッグファイト』（パーティーにイケてない女の子を連れてくることを競うゲーム）に興じる若者がある女性との出会いをきっかけに人の心を取り戻す物語。

　屋良にとってはこれが海外作品に単独初主演となるが「歌もパワフルだし、ダンスも男の強さがみえてくるかな」と自信。衣装や髪型もアメリカ海兵隊になりきり「僕自身もここまで髪を短くしたのは初めて。僕的には気にいったのでこのまま2016年は行こうかな」と上機嫌だった。このほか、中河内雅貴、矢崎広、保坂知寿が登壇した。