劇作家・つかこうへいさんの代表作『熱海殺人事件』の舞台がきょう8日から、東京・紀伊国屋ホールで開幕する。同作で犯人役の工員・大山金太郎を演じる中尾明慶は丸刈り姿で登場し「必死に食らいついていきたい」と熱演を誓った。
同作は、熱海で工員が女工を絞め殺したという、取るに足らない事件を刑事たちがそれぞれの美学を犯人に押しつけ、何とか「哲学的な意味のある」事件に育て上げようとする物語。
上演前に行われたフォトコールで、熱のこもった演技を見せた中尾は初日を目前に控え「気合はもちろん入ってます」と熱いコメント。「まだまだこれから、この先輩方について行こうっていうのはあります」と同作でのタッグ結成が33年ぶりとなる風間杜夫、平田満のコンビに憧れのまなざしを向けた。
また、つかさんの作品に初挑戦となる中尾は「剃れるものはどこでも剃ります。現場もけいこも楽しくやってきましたけど、もしつかさんが生きていたら『お前もう帰れ』っていうところなので、その中で必死に食らいついていきたい」と覚悟を持って臨むことを宣言。風間から「やっぱり、大山金太郎になってきましたね」と太鼓判を押されると、頬を緩めていた。
つかさんの愛娘・愛原実花も出演する同作は、紀伊国屋ホールで26日まで上演される。
同作は、熱海で工員が女工を絞め殺したという、取るに足らない事件を刑事たちがそれぞれの美学を犯人に押しつけ、何とか「哲学的な意味のある」事件に育て上げようとする物語。
上演前に行われたフォトコールで、熱のこもった演技を見せた中尾は初日を目前に控え「気合はもちろん入ってます」と熱いコメント。「まだまだこれから、この先輩方について行こうっていうのはあります」と同作でのタッグ結成が33年ぶりとなる風間杜夫、平田満のコンビに憧れのまなざしを向けた。
また、つかさんの作品に初挑戦となる中尾は「剃れるものはどこでも剃ります。現場もけいこも楽しくやってきましたけど、もしつかさんが生きていたら『お前もう帰れ』っていうところなので、その中で必死に食らいついていきたい」と覚悟を持って臨むことを宣言。風間から「やっぱり、大山金太郎になってきましたね」と太鼓判を押されると、頬を緩めていた。
つかさんの愛娘・愛原実花も出演する同作は、紀伊国屋ホールで26日まで上演される。
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2015/12/08