俳優の武田鉄矢（66）が6日、都内で行われた『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン！』（19日公開）完成披露試写会に出席。『妖怪ウォッチ』のキャラクター・ジバニャンが“トラックにひかれてしまった猫の地縛霊”という設定を聞いた武田は「私に似ているなぁと。私も昔トラックの前に飛び出したことありましたので」と1991年に放送されたドラマ『101回目のプロポーズ』での名場面をひきあいに、笑いを交えてあいさつした。

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　同席したお笑いコンビ、博多華丸・大吉が「ひかれましたっけ！？」とツッコむと、武田は「私はセーフだった」と切り返し。「そういう意味でジバニャンとどうしても友達になりたくて、この映画に出演しました」と語り、会場には多くの親子連れ集まったが、「トラック飛び出し」は“親世代”に刺さった。

　この日、ジバニャンはアニメシリーズに登場する“ニャンパチ先生”の格好で登場。これは、武田が32年間、8シリーズにわたって演じた“金八先生”がモデルで、長髪のかつらも被っている。

　“ニャンパチ先生”に扮したジバニャンは「武田さんと一緒に『ニャンですか〜（なんですか〜）』と言いたい」とせりふ共演を懇願。武田も快諾し、「せっかくだから会場の皆さんとやりませんか？」とファンと一緒に「ニャンですかぁ〜」と叫んだ。ジバニャンは「夢がかないましたニャン！　一生忘れませんニャン」と感激していた。

　試写会には、女優の長澤まさみ（28）、堀ちえみ（48）、高橋滋春監督、ウシロシンジ監督も登壇した。