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柴田淳、「残念な女」で需要拡大 “美女なのに面白い”ギャップ萌え

 デビュー15周年を迎えた女性シンガー・ソングライターの柴田淳が、バラエティ番組で存在感を放っている。これまであまりバラエティに出演することはなかったため、派手ではないが思わず目を奪われる美貌、守ってあげたくなる儚さ、暗くも美しい言葉が散りばめられた音楽…そんな孤高のイメージを持っていた人も多かったと思うが、『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)にHKT48・指原莉乃の気になる人として出演し、「ファンに振られたばかり」「愛されたいのに誰も愛してくれない」と赤裸々告白し、そのギャップが話題に。その後も再び『今夜くらべてみました』、さらに『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演、バラエティ番組へのオファーが急増しているという。

ファン投票によるリクエストベストアルバムがTOP10入りするなど、アーティストとしても確固たる人気の柴田淳

ファン投票によるリクエストベストアルバムがTOP10入りするなど、アーティストとしても確固たる人気の柴田淳

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■バラエティ初挑戦で存在感 “美人なのにイケてない感”好評

 幼少の頃からピアノのレッスンを受けていた柴田は20歳の頃より作詞・作曲をはじめ、2001年10月、シングル「ぼくの味方」でデビュー。透明感あふれる美しい歌声とルックス、『今夜くらべてみました』で指原に「暗すぎる」と称された繊細な言葉で紡がれた歌詞とメロディで人気を集め、デビュー作こそランキング圏外だったものの、じわじわと人気を伸ばし、作品を追うごとにセールスを伸ばしていく。2003年9月発売の「あなたとの日々」で、デビュー2年目にして初のTOP10入りを果たす。爆発的なヒットではないが、音楽が少しずつ評価を受けていった。

 指原の気になる人として出演した『今夜くらべてみました』(2月24日放送)は、実は柴田にとってはバラエティ初挑戦で、登場した時は少し緊張していた様子。しかし15年というキャリアがなせる技だろうか、それとも“おしゃべり好き”だからだろうか、トークでは“柴田節”がさく裂した。「酒、ギャンブルなどのダメ男好き」「ファンに振られたばかり」「どうしたら両思いになるのかな」と、“残念な女”を匂わせる発言。また、「好きな男性の仕草」をMCの徳井義実(チュートリアル)が再現すると、頬を赤らめ照れまくり。その見た目とのギャップも手伝って、視聴者に大きなインパクトを与えたようだ。

 同番組には3月にも「釈由美子と不思議な女たち」というテーマで出演しているほか、8月には同じく日本テレビ系の『行列のできる法律相談所』にも出演。また、11月に放送されたNHK総合『着信御礼!ケータイ大喜利』スペシャルでも存在感を見せた。

■面白トークは通常運転? 「ブログの歌姫」という異名も

 しかし、どうやら視聴者に新鮮に捉えられていたバラエティ番組での発言のギャップも、ブログやラジオなどで柴田のキャラクターを知っていたファンにとっては“通常運転”だったようだ。デビュー当初よりインターネットを積極的に活用してきた柴田だが、なかでも長文で日々の素直な心情をつづったブログは“面白い”と注目を集め、「ブログの歌姫」という異名も持つほど。先日話題を集めたTwitterも頻繁にツイートしており、自分の心境を包み隠さず公開する様が「美人なのにイケてない感じがまたいい」と好評だ。

 とはいえ、ブログやTwitterなどでは一見、好き勝手書いているようにも見えるものの、よくよく読んでいくと題材や言葉のチョイス、ちょっとした“残念”アピールも、女性ならではの計算に思えてくる。事実、インタビューなどでは本当かウソか、「リツイートしてくれそうな内容を考えて投稿している」と明かしている。ただ、逆に素直に明かしてしまうところは「天然」だったりもするのだろうか? いずれにしろ、バラエティ番組出演の増加で“ギャップ萌え”にやられる人はまだまだ増えていきそうだ。

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