今年4月にシングル「前髪切りすぎた」でメジャーデビューした三戸なつめが、ブレイクへの階段を一気に駆け上がっている。
■『SMAP×SMAP』へも出演予定
アーティストデビュー前から人気読者モデルとして活躍し、13年8月に刊行したフォトブック『なつめさん』(学研パブリッシング・刊)は発行部数10万部に迫るヒットを記録していたが、デビューを機にメディア露出が急増。『ZIP!』、『スッキリ!!』(ともにNTV)、『めざましテレビ』(CX)などの情報番組のほか、『人生が変わる1分間の深イイ話』、『踊る!さんま御殿!!』(NTV)などバラエティ番組へも多数出演。さらに、12月7日には、“2015年、活躍した人”として、『SMAP×SMAP』へも出演する。
彼女の魅力は、中学生の頃から変わらないという極端に短い“パッツン前髪”と、その愛らしいビジュアルから滲み出るキャラクターにある。
「アーティストの表現というのは、極端に言ってしまうと、日常に何らかの摩擦を作ることでコミュニケーションを図ることが多いのですが、彼女の場合、短い前髪でそこにいるだけで、その場がパッと明るくなる。どことなく閉塞感の漂う時代に、無条件に明るい存在は貴重であり、だからこそバラエティ番組にも頻繁に呼んでいただけているのかなとも思います」(ソニー・ミュージックレーベルズ 佐藤信幸氏)
■クリエイター魂を刺激する存在
さらにもう1点、指摘しておきたい。デビューシングルだけで10作以上のMVが製作されるなど、彼女は、「クリエイター魂を刺激する存在」でもある。
デビュー時から全面プロデュースを務める中田ヤスタカ(CAPSULE)はもちろん、先述のMVは広告界の鬼才、日下慶太氏のアイデアによるもので、10人以上の映像クリエイターが参加。さらに、その中の1作はACCインタラクティブ部門 審査員特別賞〜イラストレーション賞も受賞している。
「実は、本年1月に業界関係者をご招待した新人コンベンションが開催され、三戸も出演させていただきました。たった1回のお披露目の機会でしたが、そこで彼女を見た方々が、その存在を面白がってくださり、一緒にお仕事をしてみたいと、その後、多数のお声かけをいただくことができました」(佐藤氏)
すでに原宿界隈では、短い前髪をしたフォロワーも多数、見ることができる。
「“前髪を切りすぎた”といういわゆる日常会話が、三戸なつめを表す慣用句になっています。この1年で、すっかりティーンの日常に浸透しましたね」(佐藤氏)
今後も多くのクリエイターと組みながら、多方面に活躍する事が期待される三戸なつめ。それらは老若男女、様々な層に届いていくだろう。16年以降、彼女からどのような作品が生み出されていくのか、大いに楽しみな存在だ。
(コンフィデンス 15年12月7日号掲載)
■『SMAP×SMAP』へも出演予定
アーティストデビュー前から人気読者モデルとして活躍し、13年8月に刊行したフォトブック『なつめさん』(学研パブリッシング・刊)は発行部数10万部に迫るヒットを記録していたが、デビューを機にメディア露出が急増。『ZIP!』、『スッキリ!!』(ともにNTV)、『めざましテレビ』(CX)などの情報番組のほか、『人生が変わる1分間の深イイ話』、『踊る!さんま御殿!!』(NTV)などバラエティ番組へも多数出演。さらに、12月7日には、“2015年、活躍した人”として、『SMAP×SMAP』へも出演する。
彼女の魅力は、中学生の頃から変わらないという極端に短い“パッツン前髪”と、その愛らしいビジュアルから滲み出るキャラクターにある。
「アーティストの表現というのは、極端に言ってしまうと、日常に何らかの摩擦を作ることでコミュニケーションを図ることが多いのですが、彼女の場合、短い前髪でそこにいるだけで、その場がパッと明るくなる。どことなく閉塞感の漂う時代に、無条件に明るい存在は貴重であり、だからこそバラエティ番組にも頻繁に呼んでいただけているのかなとも思います」(ソニー・ミュージックレーベルズ 佐藤信幸氏)
■クリエイター魂を刺激する存在
さらにもう1点、指摘しておきたい。デビューシングルだけで10作以上のMVが製作されるなど、彼女は、「クリエイター魂を刺激する存在」でもある。
デビュー時から全面プロデュースを務める中田ヤスタカ(CAPSULE)はもちろん、先述のMVは広告界の鬼才、日下慶太氏のアイデアによるもので、10人以上の映像クリエイターが参加。さらに、その中の1作はACCインタラクティブ部門 審査員特別賞〜イラストレーション賞も受賞している。
「実は、本年1月に業界関係者をご招待した新人コンベンションが開催され、三戸も出演させていただきました。たった1回のお披露目の機会でしたが、そこで彼女を見た方々が、その存在を面白がってくださり、一緒にお仕事をしてみたいと、その後、多数のお声かけをいただくことができました」(佐藤氏)
すでに原宿界隈では、短い前髪をしたフォロワーも多数、見ることができる。
「“前髪を切りすぎた”といういわゆる日常会話が、三戸なつめを表す慣用句になっています。この1年で、すっかりティーンの日常に浸透しましたね」(佐藤氏)
今後も多くのクリエイターと組みながら、多方面に活躍する事が期待される三戸なつめ。それらは老若男女、様々な層に届いていくだろう。16年以降、彼女からどのような作品が生み出されていくのか、大いに楽しみな存在だ。
(コンフィデンス 15年12月7日号掲載)
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2015/12/05