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『ガンダム Gのレコンギスタ』主演・石井マーク、声優志望者にエール「自分らしく演技を」

 アニメ専門チャンネル『アニマックス』が主催し、“声優”を核とした次世代のマルチタレントの原石を発掘するオーディション『声優ドリームオーディション supported by ひかりTV』が募集を行っている(31日締切)。合格者は『アニメシナリオ大賞』受賞作『ルガーコード1951』のアニメ化作品への出演が決定しているが、今回『アニメシナリオ大賞ニュース』のキャスターを務める声優・石井マークにインタビュー。『声優ドリームオーディション』へのチャレンジを考えている声優志望者への応援メッセージを聞いた。

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◆「自分だけの個性は自分の中に必ずある。自分らしくお芝居を」

――今回はニュースキャスター風に、顔出しでのナレーション収録でしたが。

「初めての経験でした! デビューしてから本当に色々なお仕事をさせていただけているので、少しは対応できるようになってきたかなと思います。声優業界自体、アニメだけじゃなくて、マルチに活動できる場所になっているので、挑戦できることが多いという部分では、すごく楽しい場所だなと感じています」

――声優の仕事がこれだけ幅広いことは想像していましたか?

「想像していなかったです。最初は写真の撮影でどんな風にポーズをとったらいいかさえ分かりませんでした。徐々に雑誌の取材などで撮られる機会が増えてきて、お仕事をしながら経験を積ませていただいている感じですね」

――石井さんの声優デビューのきっかけは?

「声優を目指したきっかけは、中学生のときにゲーム『.hack//G.U.』のCMを観たことです。そのCMにすごく迫力があって、何かを感じ取ったんですよね。そこからゲームをやり始めて、主人公を演じられている方の名前を知って、声優と言う職業について興味を持つようになったんです。それからは声優になりたいという気持ちがずっと変わらず、専門学校に進みました。ただし専門学校に入っただけでは得られることは限られているし、多くのことが経験できるわけではないので、学内オーディションに積極的に挑戦しました。そのオーディションで、現在の事務所と出会えたので、諦めずにいろんなことをやってきた自分がいてよかったなと思っています」

――声優の専門学校に進むことについて、家族の理解は得られました?

「家族は猛反対でした。“学校に通ったからといって、なれるかどうか分からない”みたいに。心配になる気持ちも分かるんですけど、すごく反対された分、逆に燃えて、頑張ることができました。いろいろなお仕事をさせて貰っているうちに親も少しずつ受け入れてくれて、今では僕の出演作品を観て応援してくれています。そういう変化があると、より頑張ろうという気持ちになりますね」

――ガンダムシリーズというビッグタイトルの主役を演じたことも大きいのではないですか?

「ウチのお父さんも、ガンダム世代なので、本当にビックリしていました(笑)」

――『ガンダム Gのレコンギスタ』のオーディションについて教えていただけますか?

「ガンダムのオーディションを受けるまでは、キャラクターにならなくてはいけないと思って、簡単に言うとキャラクターっぽく、キャラクターに寄せるのが正しいと思って演技をしていました。でもガンダムのオーディションでは、富野(由悠季)監督から“100パーセントお前自身でやれ”と言われまして。その100パーセントの中にキャラクターっぽさを残してほしいという指示でした。それをオーディション会場で言われたものだから“自分で演技をするってどういうことなんだろう”と頭が真っ白になってしまって。ただ、もう二度とないチャンスだと思って、がむしゃらにやってみた結果、ベルリ・ゼナムという役をいただくことができました」

――オーディションの前後で演技に対する考えは変わりましたか

「自分のなかにあるものをキャラクターに乗せていくことが大事なのかなと。綺麗な声を出すだけではなくて、2次元だけど人間っぽさが出せたらいいなと思いながら演じるようになりました」

――声優志望者のなかには「声優の演技ってこういうもの」という型にはまっている人も多いように感じます。

「声優の勉強をしている間は、どうしてもアニメから得ているものが多いんですよね。最初はこの声優さんの芝居が好きだからこういう声の出し方をしようと、モノマネみたいな感じになってしまうんです。でも自分だけの個性は自分の中に必ずある。だからモノマネじゃなくて自分らしくお芝居すればいいよって、昔の自分にも言ってあげたいですし、声優志望の皆さんにも伝えたいですね。監督さんによっては、ちゃんとキャラクターになれと言われる場合もあるので、同時に臨機応変に対応できる力も必要なのかな」

――声優という仕事のやりがいや楽しさは?

「僕の場合は、作品のイベントに出演させていただくとき、そこにお客さんがいてくれることがすごく嬉しいですね。普段会うことが出来ない作品ファンの方々の熱をイベントで実感すると、よりいっそう頑張らなきゃと鼓舞されます」

――マイクの前で作り上げたものが届いていることが実感できる瞬間ですね。

「僕自身、声を通じて何かが届いたから声優を目指したので、同じように自分の芝居で、人に影響を与えられるようになれたらいいなあって思います。声優を目指すきっかけだけじゃなくて、作品によって誰かを元気にしたり、“頑張ろう”と思ってもらえたりと、ちょっとした影響を与えられたらいいなって思いながら演じています」

――もしかしたら石井さんに憧れた人も応募するかもしれない『声優ドリームオーディション』が始まっています。

「これは受けるしかないでしょ! もちろん大きなオーディションで、受ける人数も多いんですけど、そこに挑む勇気も必要。僕は、オーディションって本当にいろいろなことを教えてもらえる場所だと思っています。しっかり役作りをして臨んでも、実際にマイク前に立って人前で披露したときに、変わったりするんですよ。緊張したり、テンションが上がったことで、元々自分の中にあったコンセプトが変化してしまうんです。オーディションは今の自分の実力を感じ取れる場所なので、チャンスがあるならドンドン受けたほうがいいと思いますね」

――オーディションを受けるときに、準備することや心がけることはありますか?

「出来るだけそのキャラクターが着そうな服を着ていきます。少しでも役に近づくために、まずは見た目から。あとは自信を持つしかないですね。“失敗したらどうしよう”じゃなくて、やりすぎちゃうぐらいやるほうがいい。緊張するのも分かりますが、思いっきり演じつつ、声優になりたいという気持ちをセリフに乗せていけばいいと思います」

――これからオーディションを受ける人たちにエールをお願いします。

「僕もデビューしたばっかりでエラそうなこと言えないんですけど。もし自分の好きな仕事に就けたなら、その好きな仕事を全力で楽しんでほしいなって思います。どんなにダメ出しされても、諦めずに挑んでいく気持ちを持ってこれからも頑張ってほしいです」

■石井マークプロフィール

1991年11月21日生まれ。千葉県出身。スペースクラフト・エンタテインメント所属。『ガンダム Gのレコンギスタ』(ベルリ・ゼナム)、『カードファイト!!ヴァンガードG』(新導クロノ)、『ハイキュー!!セカンドシーズン』(灰羽リエーフ)ほかに出演。



関連写真

  • 『ガンダム Gのレコンギスタ』で主人公のベルリ・ゼナムを演じ注目を集める若手声優・石井マーク(C)Deview
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