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ポジティブ・剛力彩芽の超ネガティブだった過去「自分のことが好きではなかった」

 歌手で女優の剛力彩芽が、新曲「相合傘」を9月2日に発売。新曲を出すたびに話題を呼ぶダンスは、今回も健在。アーティストや女優としてはもちろん、司会業までこなすなど幅広く活躍する彼女が、今の率直な想いや独自のMC術について語った。

◆人見知りで話すことが苦手だった

――新曲のタイトルが「相合傘」ですが、相合傘にちょっと憧れたりはしますか?
【剛力】 しますね。今思うと、してこなかったなぁって。今はスタッフさんと一緒に傘に入ることはありますけど(笑)、学生の頃にした記憶がないんですよ。

――そして、収録曲の「15」は実体験を書かれているそうですが、“人見知り逃げ腰な15歳”っていうフレーズがありますけど、昔はそんな感じだったんですか?
【剛力】 はい。全然しゃべれなくて。自分で話すことが苦手って思っていただけだったのかもしれないですけど、よく知っている人以外とは話せませんでした。

――今のポジティブな剛力さんからは想像ができないです。
【剛力】 変わったタイミングは、自分でもわからないんですよ。もともと小学生の頃から母親には「彩芽は強いよ。だから大丈夫」って、根拠のよくわからないことをずっと言われていたんですけど(笑)、殻を破れた瞬間っていうのは、自分ではよくわからないですね。たぶん雑誌のモデルをやらせてもらうようになったりっていう時期だとは思うんですけど。

◆自信はあったけど、自分のことが好きではなかった

――自分でも、ずっと変わりたいって思っていたでしょうしね。
【剛力】 それはそうですね。もともと年上の方と接するのは嫌いじゃなかったんですよ。ただ、うまく言葉で自分を表現できなかっただけで。だから、その楽しさに気づいてきて、自然と変わったんだと思います。あとは、仕事をするようになって、スタッフさんとかの家族以外にも甘えられる人ができてきた。それも大きい気がします。やっぱり甘えられるのって、自分の素を出せるっていうことだと思うので。

――そのおかげで、もっと心をオープンにして生きたほうが楽しいって気づいたのかもしれないですね。
【剛力】 そう。そのほうがずっとラクだし楽しいんですよ。高校に入学した頃かな。母親に「自信はあるけど、自分のこと好きじゃないよね」って言われたんですね。それを聞いて、“ああ、確かに!” って思いました。例えばダンスという好きなことをするとき、“自分はできる!” っていう自信はあるんですよ。でも、自分自身のことを好きにはなっていないなって思ったので。しかも、そのとき母親は「私は自分のこと大好きなんだよ」って言ってたんですね。そういうふうに言えるのって、すごくステキ。だから、それもひとつのきっかけだったのかもしれないです。実際、母親からの言葉は、いろんなきっかけになることが多いです。

◆言葉の言い方だけで全然印象が変わるので、MCでは声のトーンを変えている

――剛力さんは、女優や司会としても活躍なさっていますよね。それって自分の中ではスイッチを切り替えているんですか?
【剛力】 いえ、あんまりオンオフがないんですよ(笑)。でも、スタッフさんには、「カメラ前に立つと顔が変わる」って言われますし、母親には「人前に立つと全然顔が違う」って言われます。やっぱりお芝居のときは役になりきるので、できるだけ自分は見せたくない。自分という要素は、オリジナリティを出すためにお芝居の中に取り入れるだけ。でも、アーティストは剛力彩芽そのものなので、私自身の気持ちや表現を出していきたいなって思います。そしてMCは……ちょっと背伸びをしています(笑)。

――ああ、そうですよね。だって、番組を仕切らなきゃいけない立場ですから。
【剛力】 はい。だから、ちょっと大人っぽい感じというか、声のトーンとかも変えてますね。

――確かに。『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)のときは、落ち着いているというか、ゆったりしゃべってますよね。
【剛力】 そうなんです。言葉の言い方だけで全然印象が変わるので、そこはちゃんと意識してやりたいなって思ってますね。でも、アーティストとしては、できるだけ自然体でいたい。そのままの自分を見てもらいたいっていう気持ちは、すごく強いです。

―― 一番自由に表現できる場所ですしね。
【剛力】 そうですね。お芝居だけやっていたら、直接ファンの方にお会いする機会っていうのが、本当に少ないじゃないですか。舞台をやったとしても、舞台の上でお芝居をしている限りはお客さんとはからめない。でも、アーティストはお客さんと一緒にライブを作ることができるので、そこがすごくいいところだなって思います。

――アーティスト、女優、MC、その全部があるのが、剛力さんのなかではいいバランスなんですか?
【剛力】 もう最高です。これだけいろいろやらせていただけるということも、なかなかないと思うので、ありがたい場所にいるなって思います。本当に幸せですね。だから、これからも全部全力でぶつかっていきたいと思っています。

(文:高橋栄理子)



関連写真

  • 新曲“Aダンス”を披露した剛力彩芽(写真:草刈雅之)
  • 剛力彩芽(写真:草刈雅之)
  • 剛力彩芽(写真:草刈雅之)

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