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吉田羊、『ここさけ』母親役でアニメ声優初挑戦 「アフレコに憧れていた」

 女優の吉田羊が、劇場版オリジナルアニメ『心が叫びたがってるんだ。』(9月19日公開)で主人公の母親役の声優を務めることが5日、わかった。多くの話題作に出演し、女優として多忙を極めるなかでの新たな挑戦に吉田は「勝手がわからない新しい世界でした。声だけで感情を表現するという作業が、簡単そうに見えても、やってみるとすごくそれが難しくって、私にとってはすごくいい経験になりました」とアフレコ後にコメントしている。

 同作は、2013年に興行収入10億円を超える大ヒットを記録した『劇場版あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが再び結集して制作した、同じく秩父を舞台にする完全オリジナルストーリーの青春群像劇。吉田が演じるのは、本当は素直な気持ちを叫びたいのに心を閉ざしてしまった主人公の母親・成瀬泉役。子ども時代にうっかり話してしまった“ある事”がきっかけで家族がバラバラになってしまい、以来しゃべることができなくなってしまった娘をもどかしく思い、心の底では心配しながらも、つい辛く当たってしまうという複雑な想いを持った役どころになる。

 吉田はオファーを受けたときのことを「アニメーションへのアフレコに正直憧れていたので、今回お話をいただいたときは嬉しかったですね」。女優として多くの話題作出演が続くなか、新たな一歩を踏み出した吉田。今回の初となった声優業を経て感じた、実写とアニメの違いについては「リアクションと言われる演出が難しかったです。『ふり向き』とか『曖昧な挨拶』などです。普通に生きていたら、ふり向きで“はっ”とか言わないじゃないですか。でもそれをあえて音にすることで振り向いたという事をわからせる。振り向く瞬間にその人がどういう思いでいるのかをわからせるという作業がすごく新鮮でした」。嬉々としながら「勝手がわからない新しい世界ですごくいい経験になりました」と語っている。

 そんな吉田の起用理由について、長井龍雪監督は「『ここさけ』は心の奥底に秘めた想いを伝えたいと思っている人々の物語で、“言葉”というものが重要なキーワードになっています。そして泉は、我が子に言葉で傷つけられ、そして言葉で我が子を傷つけてしまうというとても難しい役です。かねてより吉田さんのお芝居を拝見していて、非常に言葉を大切にされている方だなと感じていました。吉田さんが、泉という役をどんなふうに演じるのか見てみたいと思い、今回オファーさせていただきました」とコメント。

 一方、吉田は同作のキーになる“言葉”について「あの日言えなかった言葉、言い残したことは大なり小なりみなさんの心にあるんじゃないでしょうか。言葉は伝えてこそ、伝えなければそれは思ってないのと同じ事。映画を観て少しでも心を開いていただいて、言葉を伝える勇気を持ってくれたら嬉しいなと思います」とメッセージを送る。



関連写真

  • 劇場版オリジナルアニメ『心が叫びたがってるんだ。』で主人公の母親・成瀬泉役を演じる吉田羊
  • 吉田羊と水瀬いのり
  • アフレコ収録の様子

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