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大雨&台風から身を守るための4つのポイント

 ゲリラ豪雨や台風などの気象災害が起こりやすい夏。それらにより起こる強風や洪水、土砂崩れ等の災害に、家庭でできる防御策はあるのだろうか? 気象現象の解明を軸にしながら自然災害対策を研究している広島工業大学環境学部 地球環境学科の田中健路准教授に、今すぐに行える対策を聞いた。

 正式な気象用語ではないものの、“予測が困難”で“いきなり局地的に発生する”現象と言葉のイメージがマッチし、今では広く一般に定着している「ゲリラ豪雨」。現在では少しでも早く察知できるよう、気象レーダーの観測間隔を短くする、リアルタイムデータからの予測の精度を上げるなど、事前察知のための研究・開発が続けられている。

 今年は過去に類を見ないほどの早いペースで発生している台風も同様だ。伊勢湾台風(1959年)では5000人を超える犠牲者が出るなど、ひと昔前は大災害になることが多かったが、研究・開発が進み、今では気象衛星からの映像で現在地や進路を確認できるようになっているほか、“災害に強いまちづくり”も日々研究が続けられている。

 とはいえ、予測や対策が万全でも“災害なし”というわけにはいかない。自然災害は被害を最小限にするための研究や開発ができても、止めることはできないからだ。巻き込まれないためにも、自分で身を守る知恵をつけるしかない。集中豪雨や台風の対策として、田中健路准教授は以下の4つをポイントに上げてくれた。

その1…家の周りの環境を理解すること
 仕事や学校の都合で賃貸物件に数年住むという場合は、家賃や駅からの距離だけで物件を選んでしまいがちだが、自然災害が起きた時に想定される“長所と弱点”をあらかじめ知っておくことは重要だ。自宅の建っている土地は土砂崩れが起こりやすいのか?海抜はどれくらいなのか?といった事のほか、避難場所などもチェックしておきたい。

その2…窓に飛散防止フィルムを貼る
 「風速30メートルは45キロ圧で、45キロを体で感じることと同じ。秒速40メートルは野球のピッチャーの投げる140キロと同じスピードです。ガラスの破片などでもそのスピードで飛んできますよ」(田中准教授)。

その3…情報収集をしておく
 気象庁、民間気象会社のWebサイト、テレビのデータ放送やニュースがおすすめ。リアルタイムで気象状況が把握できるスマートフォンアプリをダウンロードしておくと便利。

その4…地域の人との協力
 災害時はもちろん、災害対策でも近所の人との連携が大切。いざという時のために情報交換しておくのも良いだろう。ちなみに、SNSは玉石混交で、間違った情報が流れることが多いので注意を。

 気象庁によると、台風の発生は年間約26個で、約11個の台風が日本から300km以内に接近。約3個が上陸しているという。また、発生数は8月がもっとも多い月になるが、9月以降の台風は秋雨前線の影響もあり、大きな被害をもたらすことが多いとか。備えあれば憂いなし。物資、知識共に万全の体制を整えて。



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