ロックバンド・back numberが、NTTドコモのCMソングに起用されている新曲「手紙」（8月12日発売）のミュージックビデオ（MV）を公開した。映画『アオハライド』を手がけた三木孝浩監督とプロデューサーの春名慶氏を迎えたMVは、back number初のストーリー仕立て。離れて暮らす両親への感謝の気持ちを綴った楽曲とリンクする作品に仕上がった。

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　back numberが「ストーリーがしっかりしているMVは初めて。MVも、曲も、両方自立して楽しめる作品にしたいと思って初めてストーリーのあるMVにトライしました」という本作のコンセプトは「青年が未来の夢に向かって旅立つ道のりと、母が幼い息子の小さな成長を喜ぶ日常とがやがて交わる物語」（春名氏）。

　メガホンを取った三木監督は「歌がとてもあったかく、まっすぐ胸に響いてくるので、そのイメージを大事にしました。人がある分岐点に立たされ、ふとこれまで歩んできた道のりを振り返ったときに、周りの愛に支えられたことをより実感する。そんな想いをMVで表現したいと思いました」と説明する。

　女優の森カンナ（27）は本作で母親役に初挑戦。「お母さん役もMVの撮影も初めてだったので、どういうふうに撮影が進んでいくのかと思っていましたが、お母さん役も新鮮な感じでした」と話し、「絵コンテと歌がリンクして、いろんなことを想像したりお母さんのことを思い出したりして、沁みました」と撮影を振り返った。

　また、本作に出演した俳優・入江甚儀（22）は、「（歌詞に出てくる）“生姜とハチミツ”を自分も普段やっているので、曲自体がすごく身近に感じられました。自分もいつか俳優という仕事で、この仕事でしかできないやり方で親に感謝しているという気持ちを伝えていけたらいいなと思っているので、すごく共感しました」とコメントを寄せた。

■back number「手紙」　Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=osp3mUok7Os