シンガー・ソングライター長渕剛がフジテレビ系『ワイドナショー』（毎週日曜　前10：00）に初出演し、安保法案などのニュースについて持論を展開した。

　情報番組のコメンテーターとして異例の出演を果たした長渕は「どっちに行けばいいかわからない感じですね。深く追及していくべきか笑いにいくべきか。個人の見解で話をするのはデリケートに持って行かないとまずいんじゃないか。何かひと言言えば、抗議が殺到ですからね」と戸惑い気味。

　ダウンタウンの松本人志が「長渕さんでもマスコミに叩かれるとへこむことはあるんですか」と聞くと、「布団かぶって寝る。布団かぶって寝て、涙をふきます」と弱気発言で笑いを誘い、共演した長嶋一茂が「何か叩き割ってるんじゃないかと…」とイメージのギャップに驚くと、「布団かぶって寝ちまった〜」と即興で歌うサービスぶりもみせた。

　安保法案の話題になると、「僕らが議論すべきは、どの時代でも戦争になった場合、自国の子どもたちが銃を持って（戦地へ）行くんです。絶対にこういうことをしないようにするにはどうしたらいいのか。松本君はお笑いで（戦争阻止を）やってもらいたいよ、僕は銃をギターに変えてやる（阻止する）から」などと熱弁した。