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第153回直木賞は東山彰良氏、芥川賞はピース又吉と羽田圭介氏の2作

日本文学振興会は16日、『第153回芥川賞・直木賞(平成27年度上半期)』の選考会を東京・築地「新喜楽」で開き、芥川龍之介賞にお笑いコンビ・ピース又吉直樹の『火花』(文藝春秋)と羽田圭介氏の『スクラップ・アンド・ビルド』(文學界3月号)、直木三十五賞に東山彰良氏の『流』(講談社)を選出した。

 又吉は1980年6月大阪生まれ。2003年に綾部祐二とピースを結成。2009年に自由律俳句集『カキフライが無いなら来なかった』(せきしろとの共著/幻冬舎)を出版。芥川賞は初ノミネートで選出された。

 羽田氏は1985年10月東京都生まれ。明治大学商学部卒業。2003年『黒冷水』で第40回文藝賞を受賞。単行本は同年に河出書房新社より刊行。著書は06年『不思議の国のペニス』(河出書房新社)、14年『メタモルフォシス』(新潮社)など。

 東山氏は1968年9月台湾台北市生まれ。2002年『タード・オン・ザ・ラン』で第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞。翌年、本作品を改題した『逃亡作法TURD ON THE RUN』でデビュー。08年『路傍』(集英社)で第11回大藪春彦賞受賞。13年『ブラックライダー』(新潮社)で第67回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補。

 芥川賞・直木賞は昭和10年に制定。芥川賞は新聞・雑誌に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌、単行本で発表された短篇および長編の大衆文学作品を対象に優秀作を選定する。

 前期・第152回(平成26年度下半期・今年1月15日発表)は、小野正嗣氏の『九年前の祈り』が芥川賞、西加奈子氏の『サラバ!』が直木賞を受賞している。

 候補作は以下のとおり(作者名=敬称略・五十音順)

■「第153回芥川龍之介賞」
内村薫風『MとΣ』(新潮3月号)
島本理生『夏の裁断』(文学界6月号)
高橋弘希『朝顔の日』(新潮6月号)
滝口悠生『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』(新潮5月号)
羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』(文学界3月号)
又吉直樹『火花』(文学界2月号)

■「第153回直木三十五賞」
門井慶喜『東京帝大叡古教授』(小学館)
澤田瞳子『若冲』(文藝春秋)
西川美和『永い言い訳』(文藝春秋)
馳星周『アンタッチャブル』(毎日新聞出版)
東山彰良『流』(講談社)
柚木麻子『ナイルパーチの女子会』(文藝春秋)



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