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『あまちゃん』のOPも! 改めて知りたいドローンの魅力と可能性

 数々の事件や騒動で今注目を集めている小型無人機ドローン。一般にも広く知られるようになったきっかけがネガティブなものだっただけに、良い印象を持っていない人も多い。ドローンは何ができるのか? 改めてその魅力と可能性について、東京情報大学に話を聞いた。

 今でも大人気のドラマ『あまちゃん』(NHK総合)や映画『トランスフォーマー』、人気グループPerfumeやコブクロの音楽ビデオなどでも活用されているドローン。「今までのクレーンカメラや大型機では撮影することができなかった、多角的でバラエティに富んだ独特の映像表現が可能になりました」とその特徴について語るのは、総合情報学部、映像・音響コースの伊藤敏朗教授。

 実際、『あまちゃん』オープニングの北三陸の海岸線や北三陸鉄道(実際は三陸鉄道)のドローンが撮影した映像は土地の魅力を十二分に伝え、ドラマ人気も相まって舞台となった岩手県久慈郡には観光客が多数押し寄せた。「さらに技術を発展させて高いカメラワークを発揮すれば、見る人に想像を超えるような感動を与えることができるでしょう」(伊藤教授)。

 また、現在「配達ドローン」の特許をアマゾンが出願しているが、荷物の運搬や火災現場での消火活動など、ドローンを活用したさまざまなサービスや災害救助が実現する可能性もある。同大学でも、環境省と協力して植生図の作成を行っているという。同大学総合情報学部、地球・自然環境コースの朴鐘杰准教授は「衛星から送られる画像だと、地上にどんな植物があるのかまでは分かりません。車で行こうとしても、がけなどが立ちふさがって到達できないポイントがあります。そんな場所で活躍するのがドローンです」と話す。

 一方でドローンには課題も多い。強風や電波障害などのトラブルが発生すると、ドローンはコントロールを失って地上に落下する危険性がある。最新機は、電波が途切れるとGPSで事前に登録した出発地点へ自動で戻ってくる機能を備えているものもあるが、バッテリーの充電に時間がかかるなど、まだまだ本格的な実用化に向けた課題は多いという。

 とはいえ技術は日々進歩している。ドローンの性能が向上し、法整備が整ったとき、これまでの暮らしを一変させる革新的なサービスが登場するかもしれない。



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