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コニカミノルタがデザイン展を開催 『タモリ倶楽部』で話題の人も入選

 『コニカミノルタ ソーシャルデザインアワード2015』入選作品展が、31日からコニカミノルタプラザで行われた。同アワードは、『コニカミノルタ エコ&アートアワード』としてこれまでに6回開催されていたもので、今年から内容を新たに、「社会をより良いものにするアート・デザイン・アイデア」を募集するコンペティションとして開催。デザインやアート作品のみならず、プロジェクト(活動)も作品のひとつとして展示され、立体的で見応えのある展覧会になっている。

『タモリ倶楽部』にも出演した石井公二氏の作品『手から手へ』(撮影:榑林史章)

『タモリ倶楽部』にも出演した石井公二氏の作品『手から手へ』(撮影:榑林史章)

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 会場には、プロ・アマ問わず次世代を担う若手クリエーターからの全270点の応募作品の中から入選作品29点を展示。「アート部門」には、『タモリ倶楽部』(毎週金曜 前0時20分〜 テレビ朝日系)にも出演した石井公二氏の『手から手へ』(道に落ちている、様々な手袋の片方を写真に収めた作品)をはじめ、特殊な塗料を用いて気温や湿度で絵が変化する山田弘幸氏の『諸行無情』。このほかにボディアートの作品や、来場者がカードをスマホにかざして体験する作品など、多彩なアートが並ぶ。

 『プロダクト部門』には、色鉛筆に点字をほどこした日比野一昭氏の『Haptic Color』、父親が装着することで子どもとの触れ合いをスムースにする白石淳氏の『Athle Titti』。都バスのシルバーパスをリング型にリ・デザインした作品や、非常時にバルーン状に膨らむ避難経路案内板など、すぐにでも実用可能な作品が並んだ。また、特別賞を受賞した、学校法人専門学校HAL東京グラフィックデザイン学科、同志社中学校・高等学校、障害者の仕事の支援を行う「Good job!プロジェクト」の作品も展示。

 エネルギーやコミュニケーション、モノの価値など、どの作品もエコや社会の問題を独自の観点で切り取って非常に見応えがある。しかし決して重くなく、楽しく見て回れる作品ばかり。同時展示会は6月22日まで開催で、入場は無料。現在展示の29作品の中から部門ごとにグランプリなど、4つの賞を決定。「オーディエンス賞」は、来場者の投票で決定する。グランプリ発表会は、6月21日に同会場イベントスペースにて行われ、コニカミノルタUSTREAMチャンネルでも中継の予定。

関連写真

  • 『タモリ倶楽部』にも出演した石井公二氏の作品『手から手へ』(撮影:榑林史章)
  • 日比野一昭の作品「Haptic Color」
  • 太田駒子氏の作品「午の革の個性」
  • 白石あかね氏の作品「Starry night」
  • 山田弘幸氏の作品「諸行無常」
  • 白石淳氏の作品「Athle Titti」
  • 障害者の仕事の支援を行う「Good job!プロジェクト」
  • 『コニカミノルタ ソーシャルデザインアワード2015』入選作品展
  • 『コニカミノルタ ソーシャルデザインアワード2015』入選作品展
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