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爆笑問題がライブに出続ける理由「ブランクを空けないことが大事」

 結成26周年を迎えた人気お笑いコンビ・爆笑問題の漫才ライブを収録したDVD『2015年度版 漫才 爆笑問題のツーショット』が、6月3日に発売される。その年の時事問題に斬り込み、1時間以上ノンストップで行う同ライブをライフワークとして続けているほか、2ヶ月に1回行われる『タイタンライブ』では常に新ネタを披露し続けている二人。レギュラー番組を多数抱える人気芸人はライブに出演し続けることが難しくなるなか、現在も“ライブ出演”にこだわる理由を聞いた。

 爆笑問題の漫才といえば、政治、経済、芸能、スポーツなど幅広いジャンルにまたがる時事ネタが特徴。4月に行われた同DVDのスタジオ収録でも、アドリブを交えつつ鋭く切り込み、1時間以上にわたった漫才で何度も爆笑を起こしていた。

 1988年にデビューしてしばらくは月に1本新しいコントを作っていた。当時について、田中裕二は「毎月コントを作ることを太田(光)が大変だって言ったので、『もし犬がしゃべったら』みたいな漫才を1年くらいやってから、漫才の素材としてニュースを扱うようになった」と振り返る。

 ネタ作りの基本は当時から現在も変わらない。「作家と我々で1ヶ月半くらいで作ります。作家にネタを出してもらって、可能性のあるネタを採用して、それをたたき台にネタを作っていくのを延々としている」。

 時事ネタにこだわる理由は、誰もが知っているだけに漫才の素材として「作りやすいから」。作りやすい分、難しい点も多いようで、「空気感ですよね。この人をネタにしたらさすがにかわいそうだろうっていうのと、茶化してもいいっていうのを読み間違えてたまに本気で怒らることもある」とさじ加減に悩んだ時期があったことを明かす。太田は「個人攻撃とかね…」と話したところで、同DVDでは今年話題になった人物も多くネタにしていたことを思い出して苦笑する。

 苦悩を経て、現在もステージに立ちライブに出演し続ける二人。その理由について、太田は「漫才をやらないっていうことは考えたことがない。俺らはテレビに出られない時期もあったけれど、そのときも月1回ライブで漫才をやらせてもらっていた。月の仕事はそのライブ1本だけっていう状態が3年くらいあって、常に漫才をやっていなかったら爆笑問題は途切れちゃったから、今もその延長です」と静かに話す。

 「こういう世界なので、仕事がゼロになるっていうこともあるかもしれないし、何が起こるかわからない。そうなったときもライブはやれる、漫才はやれるっていうのを保っていれば、なんとかこなしていけるっていう意識がある。ブランクが空いちゃうとネタをやろうとするのが難しいから、俺らにとってはブランクを空けないことが大事」と力を込める。

 太田の意見にうなずいていた田中は「僕らの事務所のライブなので、爆笑問題が出ないっていうのは選択肢としてない。そうこうしているうちに周りから『今も出ていてすごいですね』って言われるようになったけれど、売れている芸人たちがネタをやるような番組がもっとあってもいいと思う。僕は素人の頃にネタ番組が好きで、今も自分が観るのも大好きなので」と願っていた。



関連写真

  • 現在も“ライブ出演”を続ける理由を語った爆笑問題(左から)田中裕二、太田光 (C)ORICON NewS inc.
  • 時事ネタにこだわるのは「作りやすいから」 (C)ORICON NewS inc.
  • 6月3日に発売されるDVD『2015年度版 漫才 爆笑問題のツーショット』

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