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ピース又吉初小説高評価に手応え 次回作に意欲

 お笑いコンビ・ピース又吉直樹が12日、都内書店で自身初の小説『火花』サイン本お渡し会前に会見。早くも2度重版され累計25万部に達するなど話題になり「直木賞は?」と気の早い報道陣に「そういうのは考えずただただ集中して書いた。先生と呼ばれても真に受けることはありません」と謙虚な姿勢を貫いた。

 人気作家の仲間入りを果たしたことで、次作について「また書いてと言ってもらえるし、テンションが上がってくれば…。きのう出たばかりでこれだけの人が集まってくれたのでうれしいです」と意欲をのぞかせていた。

 一方、“本が読めない”ことで知られる相方・綾部祐二は未読だといい「もともと字が苦手で本が読めない。眠くなるらしく領収書がギリ」とあきらめムード。「さすがに相方の本なので読むと言ってたのに感想は『火花散ってたね』って…これは読んでないなって」と笑わせた。

 又吉本人も「びっくり」というデビュー作の好発進で綾部の嫉妬をかうかと思いきや「綾部には嫉妬という概念がないんです。むしろ、いろんなところで『自分が関わった』『二人で書いた』と言うはずです。きょうもこの会場にいるかも…」と冗談めかしていた。

 『火花』はお笑い芸人二人の物語。奇想の天才で人間味あふれる神谷と彼を慕う後輩・徳永は笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。二人の人生を通して人間存在の根本を見つめる。

 同作を掲載した『文学界』2月号は、又吉初の純文学作品が発表されるとあって発売前から話題に。1月7日の発売初日からネット書店などでは軒並み品切れとなり、8日に史上初の7000部の増刷、9日にはさらに2万3000部の再増刷に踏み切り、発行部数は史上最高4万部に達した。

 1月30日に単行本化が決定。今月9日に事前重版3万部、発売当日の11日にはさらに7万部の即日重版が発表され、累計25万部に到達する人気ぶりだ。



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