ピース又吉 初小説大ヒットに感激

 お笑いコンビ・ピース又吉直樹が12日、都内書店で自身初の小説『火花』サイン本お渡し会前に会見。早くも2度重版され累計25万部に達する好調ぶりに「すごいですね。びっくりしました」。発売日のきのう11日には自ら書店に足を運んだといい「めちゃくちゃうれしかったです。自分の本が書店に並んでいるのに感動しました」と喜びもひとしおの様子だった。

 これまでにもエッセーを執筆するなど“本好き”で知られる又吉は「本好きを公言していて誘いもあったが、自信がなかった。昨年夏に急にテンションが上がり書こうと決めた」と筆をとった理由を明かし「締め切りが12月だったので時間がなかった」と振り返った。

 芸能活動の傍らでの創作ということもあり「芸人の仕事が夜9時くらいに終わって、それから眠くなるまで、集中が切れるまで書く生活だった。長いものを書くのが初めてなので、どうなんのかなと…」と体力的にも精神的にもハードな日々を過ごした。

 『火花』はお笑い芸人二人の物語。奇想の天才で人間味あふれる神谷と彼を慕う後輩・徳永は笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。二人の人生を通して人間存在の根本を見つめる。

 同作を掲載した『文学界』2月号は、又吉初の純文学作品が発表されるとあって発売前から話題に。1月7日の発売初日からネット書店などでは軒並み品切れとなり、8日に史上初の7000部の増刷、9日にはさらに2万3000部の再増刷に踏み切り、発行部数は史上最高4万部に達した。

 1月30日には単行本化が決定。今月9日に事前重版3万部、発売当日の11日にはさらに7万部の即日重版が発表され、累計25万部に到達する人気ぶりだ。



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