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有村架純、学生時代の片想いを明かす

 ドラマや映画だけでなく舞台、声優と活躍の幅を広げ、今まさにエンタテインメントシーンのトップを突き進む女優・有村架純。『ビリギャル』(5月1日公開)での金髪ギャル姿も話題になっているが、髪をバッサリと20cm切って臨んだ最新主演作『ストロボ・エッジ』では、有村のイメージにピッタリな清楚で大人しい黒髪の女子高生役を好演。そんな有村に、新鮮な印象のショートカット、自身の高校時代の恋愛について聞いた。

「(苦しい時代の)日記は捨ててしまいました。もう過去は思い出さないぞと(笑)」(写真:鈴木一なり)

「(苦しい時代の)日記は捨ててしまいました。もう過去は思い出さないぞと(笑)」(写真:鈴木一なり)

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◆片想いの相手は優しくてスポーツが得意な人でした

 原作ファンという『ストロボ・エッジ』でヒロイン・仁菜子を演じるために、ショートのボブヘアにした有村。デビュー以来、一度も短くしたことのなかった髪をバッサリと切ったことでも話題になった。

「もともと漫画を読んでいたので、まさか自分が仁菜子を演じるなんて! と驚きました。こんなにピュアな女の子を私が演じるのか!? と(笑)。自分自身も原作ファンであるからこそ仁菜子を演じるなら原作の仁菜子に少しでも近づきたくて、髪の毛は短くしたいなと。思いきってバッサリ切りました」

 これまでとは異なる新鮮な印象で好評のショート。かなり思い切ったイメージチェンジにもなったが、そこには有村の女優魂もにじみでている。

「でも、躊躇はなかったです(笑)。切ってみて思ったんですけど、ロングよりショートのほうがいろいろファッションを楽しめるんですよね。けど、ロングは髪をアレンジできるので、今はまた髪を伸ばしているところです(笑)。(役を演じるためなら)痩せろと言われたら痩せるし、太れと言われたら太ります。求められるならすべて応えていきたいです」

 そんな有村は、同作で福士蒼汰演じる漣をひたむきに思い続ける仁菜子を演じながら、本当に仁菜子として恋をしていたという。

「ずっと蓮くんのことを考えていたので、仁菜子の想いが蓮くんに届くまでは切なかったし、苦しかったです。とても濃密な3週間でした。と同時に、恋ってこんなに苦しかったんだなと、改めて恋をしたときの苦しさを思い出しました」

 有村自身がかつてその苦しさを経験した人について聞くと、意外にも(!?)しっかりと答えてくれた。

「優しくてスポーツが得意な人でした。あまり騒ぐタイプではなかったので、どこか蓮くんっぽいところもあったかもしれないです(笑)。(高校時代)私は夢に一生懸命でした。中学3年の頃からこの仕事をしたいと思ってずっとオーディションを受けていたので……。もちろん、学生時代には片想いをしたりもしたけれど、夢の方が大きかったので仁菜子ほど恋には傾きませんでした。彼氏がほしいとか恋がしたいとか、そこまでじゃなかったです。でも、この映画で仁菜子を演じたことで疑似体験させてもらいました。青春させてもらいました!」

◆もう過去は思い出さない

 今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで大活躍中の有村。しかし、女優として順風満帆に歩んできたわけではない。それまでの苦悩の日々についても明かしてくれた。

「苦しいときもありました。上京したのは18歳のとき。私、上京してからずっと日記をつけていたんですけど、ある日、読み返してみたらすごくしんどいことばっかり書いていて……。きっと、言葉には出せない自分の想いを日記に書くことによって整理していたと思うんです。それにしても悩みすぎでした(苦笑)。」

 そういう苦しみを経ているからこそ今の演技があり、今の有村があるのだろう。そんな苦しい時代をときに振り返りながら、きっとこの先もさらに輝きを増して、成長を続けていくことだろう。

「その日記はもう捨ててしまいました。もう過去は思い出さないぞと(笑)。今でもたまに日記を書くことはありますけど、ほんとにたまにですね。気持ちを整理する、悩みを綴ることがあまりないということは、いま充実しているんだと思うんです。そういう環境にいさせてもらっていることに本当に感謝しています」

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  • 「(苦しい時代の)日記は捨ててしまいました。もう過去は思い出さないぞと(笑)」(写真:鈴木一なり)
  • (C)2015映画「ストロボ・エッジ」製作委員会 (C)咲坂伊緒/集英社

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