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アキナ、『NHK上方漫才コンテスト』優勝

 関西の若手漫才師の登竜門『第45回 NHK上方漫才コンテスト』の本選が28日、NHK総合(関西地域のみ)で放送され、初出場のアキナ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)が優勝した。

『第45回 NHK上方漫才コンテスト』優勝はアキナ(左から山名文和、秋山賢太)(C)NHK

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 アキナは、トリオの解散を経て、2012年に秋山賢太(兵庫県川辺郡出身)と山名文和(滋賀県東近江市出身)でコンビ結成。昨年の『キングオブコント』(TBS)決勝進出、同『THE MANZAI』(フジテレビ)ファイナリスト3位の勢いを加速させ、『NHK上方漫才コンテスト』で頂点を立った。秋山は「絶対取りたいと思っていたショーレースで、感無量です」、山名は「むちゃくちゃうれしいのひとことです」と喜んだ。
 
 本選には、150組の若手芸人が参加した予選会を通過した6組が出場。【Aブロック】ゆりやんレトリィバァ、タナからイケダ、インディアンス、【Bブロック】バンビーノ、プリマ旦那、アキナの二手に分かれ、各ブロックの1位同士が二つ目のネタで優勝を争った。Aブロック1位はインディアンスだった。

 アキナは「2本目は、あまり慣れていないネタで不安でした。なので、緊張がモロに出てしまって噛んでしまいました。決勝の相手がインディアンスですごく嫌でした。1本目からインディアンスが雰囲気を作っていたので。結構難しいぞ、と思って見ていました。それで、開き直って、かえって落ち着くことができました」と戦いを振り返った。

 今後についても「出られるショーレースは、全部取っていきたい」と貪欲。「『上方漫才』という素晴らしい『漫才師だ!』と言える称号をいただけたので、胸を張って頑張っていきたい」と意気込んでいた。

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