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ケータイ教室のプロ講師に聞いた「子どもがスマホでトラブらない」ための4つのポイント

 スマホやSNSの広がりにより、誰もがいつでも手軽にインターネットに接続するようになり、情報を発信する側にもなった。しかし便利さの向上と同時に、トラブルも増えている。とくに子を持つ親は心配だ。有害サイトはもちろん、超長時間使用や、SNS内でのいじめ、そして最近ではいわゆる「炎上」騒動と、問題は数多く起こっている。

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 子どもたちが安全にケータイやスマホを利用するため、親ができることは? ということで、「ジュニア向けケータイ教室」の講師、大久保輝夫さんに話をうかがった。同教室はKDDIが2006年から、小中高生や保護者、先生などを対象に行っているもので、全国からの依頼に対して無料で実施。2015年1月末時点での累計開催回数はなんと1万2792回を数える。なかでも大久保さんは、これまでのべ約1200回の講義を行ってきており、時には1日で3都市を移動することもあるという人気講師であり、まさにその道のプロ。

 大久保さんに単刀直入に、「子供のスマホでのトラブルを防ぐ方法は?」とお聞きしたところ、まずは基本である「フィルタリング」と「ペアレンタルコントロール」が挙がった。「フィルタリングで有害サイトをブロックするのは当たり前です。子どもは、『○○○のアプリが使えないから、フィルタリングを解約してほしい』と言ってきたりもしますが、フィルタリングをカスタマイズすれば、使いたいサイトも使えますので、継続してつけてほしいですね。また、親が子の使用に制限をかけるペアレンタルコントロールも重要。無料でインストールできるアプリもあるので、ぜひ利用していただきたいですね」とのこと。

 そして、そのうえでさらに大久保さんが重要性を強調したのが、「ルールを必ずつくる」ことと、「使い方をフォローする」ということ。

 「ルールづくり」は、「お子さんと話し合い、そして考えさせるということが大切。押し付けはダメです。また、ルールは具体的にし、守れなかったときどうするかも決めてください。口約束にせず、紙に書いて、念のために署名しておくといいでしょう」と大久保さん。

 また、「使い方のフォロー」に関しては、まず、「ネットの危険性に子どもたちはあまりにも無防備です。そこを補完するのは保護者の役割」と、大久保さんは指摘する。

 「ネットでの犯罪やトラブルは、メディアでたくさん報道されています。それをお子さんにわかりやすく伝えていくことで、お子さんの脆弱な危機管理能力も高まっていきます。また、最近は新しいアプリなどが出ると、すぐ飛びつく傾向がありますが、ちょっと一歩引いて、このサービスはいい点もあるけれど、デメリットはなんだろうかと、一緒に考え、紙に書き出すぐらいのことも必要だと思います。そういうことをご家庭でやっていただくのが、いちばんの情報リテラシー教育になると思いますね」(大久保さん)

 一度問題が起こると、取り返しのつかないことに発展する可能性もあるスマホやネットの世界。保護者も日ごろから新しい情報に注目し、より安全で有益な使い方を子どもと一緒に学んでいくという姿勢が大切と言えそうだ。



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  • 子どもたちが安全にケータイやスマホを利用する方法を講義する大久保輝夫氏
  • 子どもたちが安全にケータイやスマホを利用する方法を講義する大久保輝夫氏

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