女優の麻生久美子が8日、都内で行われた自身が初主演するテレビ東京系ドラマ24『怪奇恋愛作戦』（毎週金曜　深夜0：12）制作記者会見に登壇した。主人公のアラフォー女性・消崎夏美を演じる麻生は「深夜ドラマということで数字は『気にしなくていい』と言われるんですが、私は視聴率欲しいです」と積極的な姿勢をみせた。

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　これに対し、同席したケラリーノ・サンドロヴィッチ監督が「3％獲れたらいいって言われたよ」とマイペースに応えると、麻生は「3％獲れなかったらどうするんですか？　だから数字は欲しいかなって」と貪欲にアピール。「そうは言っても数字よりもこの番組が口コミで広がって続編とか映画とか次につながったらいいな」と成功を願っていた。

　また、共演する夏美の幼なじみで純真無垢な天然刑事・三階堂を演じる俳優・仲村トオルはコメディ要素の強い役どころに苦戦した様子で「僕は、個人的にはこれからの俳優人生を考えるとなるべく多くの人に観てもらわない方がいい」、「これからも純愛モノとか悲しい話とかやっていきたいのでそんなに宣伝に加担したくない」とネガティブ連発で笑いを誘っていた。

　同作は60〜70年代にテレビ界でブームを巻き起こした怪奇空想ドラマと80年代の恋愛トレンディードラマを合わせたホラーラブコメディー。会見にはそのほか、坂井真紀、緒川たまきも出席した。9日より放送開始。

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