俳優の松山ケンイチが、大河ドラマ『平清盛』(2012年)以来となるNHKのドラマ『紅白が生まれた日』(3月21日 後9:00)に主演することがわかった。今年は、日本でラジオ放送が開始されてから90周年となる節目の年。その関連番組の一つとして、毎年恒例の「紅白歌合戦」の誕生秘話をドラマ化する。ほかに、本田翼、星野源、高橋克実らの出演が決定し、まもなくクランクインする。 終戦からわずか4ヶ月後の昭和20年(1945年)の大みそか、「紅白歌合戦」の前身となった番組『紅白音楽試合』が放送された。昨年の放送で第65回を数えた『紅白歌合戦』だが、その発端は一人のディレクターのちょっとしたひらめきと情熱だった。その歴史をひも解きながら、GHQの占領下、傷ついた人々に歌声を届けようと、奮闘するスタッフや歌手たちの悲喜こもごもの人間模様を描く。脚本は連続テレビ小説『梅ちゃん先生』の尾崎将也氏が担当する。
2015/01/07