建造以来4550年、エジプトのピラミッドはなぜ造られたのか? 世界中でさまざまな説が展開され、未だ結論が出ていないこのミステリーに迫る『古代エジプトミステリー紀行 今明かされるピラミッドの真実 謎を解くカギは日本!?』が14日(後3:30〜4:54)、TBS系で放送される。日本が誇るエジプト考古学の第一人者、吉村作治氏(早稲田大学名誉教授)は、「ピラミッド建造の謎を解くカギが、日本古来の仏教や神道にあるのではないか」という。エジプトと日本、1万キロも離れた点と点を結ぶことで、どんな発見があるのだろうか。
エジプトのピラミッド。底辺230m、高さ147m、およそ300万個もの石を何のために積み上げたのか? 残念ながらピラミッドには文字や記号が極めて乏しく、ツタンカーメン王の墓から発見されたような金銀財宝の類いは何一つ残されていないため、長い間謎に包まれたままであった。
ところが2011年、吉村作治教授が率いる早稲田大学古代エジプト調査隊によって、ギザのクフ王のピラミッドのすぐ南側に大量の木材を発見。1954年に見つかった「太陽の船」と合わせて、2艘の船が砂漠に隠されていたことが明らかになった。
「ピラミッドは太陽神の信仰に深く関わっており、『太陽の船』は王の魂が太陽と共に天空を渡るための船ではないか」と吉村教授。「第二の太陽の船」の発掘・復元作業が始まって3年。2艘の船の違いや封印された時代の扉を開く手がかりが次々と見つかっているのだが、砂漠になぜ船が隠されたのか、なぜ2つあるのか、ピラミッドとのかかわりは何か、新たな謎が湧いてくる。
船の木材は、古代において中近東一帯に広く自生していたとされるレバノン杉であることがわかっている。杉の木自体が“ご神木”。そこで、吉村教授がひらめいたのが「仏教や神道の考え方には、驚くほどエジプトの宗教観との共通点がある」ということだ。その考え方を探るため、番組では、吉村教授とともに京都の西方寺、宇治の平等院を取材。そこで、エジプトと日本の間に、死生観を始めとしたさまざまな共通項が見つかったのだ。
また、福知山大江の元伊勢内宮皇大神社では、ピラミッドと神社に共通する建築上のある構造に気付く。その構造とは? ピラミッドとは一体何なのだろうか? そして吉村教授は未だみつからないクフ王のミイラや副葬品について、ある大胆な推理を披露する。
番組では、日本だけではなくエジプトでのロケを敢行。エジプトでは吉村教授と女優の秋本奈緒美が、「第二の太陽の船」発掘現場から最新情報を紹介するとともに、カイロ博物館やサッカラ遺跡、ピラミッド建設当時と同じ農村風景の村へと足を運び、古代エジプト人の生活に思いをはせる。
エジプトのピラミッド。底辺230m、高さ147m、およそ300万個もの石を何のために積み上げたのか? 残念ながらピラミッドには文字や記号が極めて乏しく、ツタンカーメン王の墓から発見されたような金銀財宝の類いは何一つ残されていないため、長い間謎に包まれたままであった。
ところが2011年、吉村作治教授が率いる早稲田大学古代エジプト調査隊によって、ギザのクフ王のピラミッドのすぐ南側に大量の木材を発見。1954年に見つかった「太陽の船」と合わせて、2艘の船が砂漠に隠されていたことが明らかになった。
「ピラミッドは太陽神の信仰に深く関わっており、『太陽の船』は王の魂が太陽と共に天空を渡るための船ではないか」と吉村教授。「第二の太陽の船」の発掘・復元作業が始まって3年。2艘の船の違いや封印された時代の扉を開く手がかりが次々と見つかっているのだが、砂漠になぜ船が隠されたのか、なぜ2つあるのか、ピラミッドとのかかわりは何か、新たな謎が湧いてくる。
船の木材は、古代において中近東一帯に広く自生していたとされるレバノン杉であることがわかっている。杉の木自体が“ご神木”。そこで、吉村教授がひらめいたのが「仏教や神道の考え方には、驚くほどエジプトの宗教観との共通点がある」ということだ。その考え方を探るため、番組では、吉村教授とともに京都の西方寺、宇治の平等院を取材。そこで、エジプトと日本の間に、死生観を始めとしたさまざまな共通項が見つかったのだ。
また、福知山大江の元伊勢内宮皇大神社では、ピラミッドと神社に共通する建築上のある構造に気付く。その構造とは? ピラミッドとは一体何なのだろうか? そして吉村教授は未だみつからないクフ王のミイラや副葬品について、ある大胆な推理を披露する。
番組では、日本だけではなくエジプトでのロケを敢行。エジプトでは吉村教授と女優の秋本奈緒美が、「第二の太陽の船」発掘現場から最新情報を紹介するとともに、カイロ博物館やサッカラ遺跡、ピラミッド建設当時と同じ農村風景の村へと足を運び、古代エジプト人の生活に思いをはせる。
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2014/12/13