ピアニストのフジコ・ヘミングが、2015年6月7日、昭和女子大学人見記念講堂で『イングリット・フジコ・ヘミング　ソロピアノリサイタル2015』を開催する。

　イングリット・フジコ・ゲオルギー・ヘミングは、5歳から母・投網子の手ほどきでピアノを始め、10歳からは父の友人だったピアニスト、レオニード・クロイツアー氏にも師事。「フジコはいまに世界中の人々を感激させるピアニストになるだろう」と絶賛した。青山学院高等部在学中、17歳でデビュー・コンサートを果たし、東京芸大在学中には、数多くの賞を受賞。東京芸大卒業後より、本格的な演奏活動に入り、渡辺暁雄指揮による日本フィルなど、数多くの国内オーケストラと共演。

　今世紀最大の作曲家・指揮者の一人と言われるブルーノ・マデルナにウィーンで才能を認められ、彼のソリストとして契約したことは、フジコが最も誇りにしていることのひとつである。しかし“一流の証”となるはずのリサイタル直前に風邪をこじらせ、聴力を失うアクシデントに見舞われる。失意の中、ストックホルムに移住し、耳の治療の傍ら音楽学校の教師の資格をとり、以後はピアノ教師をしながら欧州各地でコンサート活動を続ける。

　1999年8月25日に発売されたファーストアルバム『奇蹟のカンパネラ』は200万枚（2012年4月の時点）を超える売り上げというクラシック界異例の大ヒットを記録した。2001年6月には、ニューヨーク・カーネギーホールでのリサイタルに3000人の聴衆が会場を埋め尽くし、感動の渦を巻き起こした。集まった聴衆からは“マリア・カラス以来の大盛会”と絶賛の声が絶えず、大成功とともに演奏活動の幅を世界へと広げるための第一歩を踏み出した。彼女と共演した際、ミシャ・マイスキーは“忘れ得ないピアニスト”、そしてマキシム・ヴェンゲーロフは“あなたの芸術を賞賛します”と形容している。その他にも共演した多くのアーティストから絶賛されている。 そんな彼女のソロピアノリサイタル2015のチケットが、現在ローソンチケットにてプレイガイド最速先行を実施中。

≪イングリット・フジコ・ヘミング　ソロピアノリサイタル2015≫
【出演】イングリット・フジコ・ヘミング
【会場】昭和女子大学人見記念講堂
【日程】2015年6月7日（日）開場13:30 開演14:00

＜チケット情報＞
【発売日】
プレリクエスト1次先行(抽選)：受付中〜12月2日(火)23:59※PG最速先行
プレリクエスト2次先行(先着)：12月5日(金)12:00〜12月12日(金)23:59
一般発売：2014年12月14日(日) 10:00〜
【料金】S席\10,000、A席\8,000、B席\6,000
【Lコード】34731

⇒『イングリット・フジコ・ヘミング　ソロピアノリサイタル2015』のチケット情報はコチラ