お笑いコンビ・松本ハウスのハウス加賀谷が20日、東京・渋谷のNHKで行われた初主演ドラマ『悪夢』の記者会見に出席。共演したカンニング竹山について「竹山さんとはどっちが先輩かわからずいつもしどろもどろになりますが、この人ベタな芝居するなと思いました」とダメ出しし、笑いを誘った。

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　同作は、Eテレの情報バラエティー番組『バリバラ』（毎週金曜　後9：00〜）が障害者週間（12月3〜9日）にあわせて制作した特別ドラマ。幻覚のためどこにも雇ってもらえず葛藤する統合失調症の男性が、さまざまな障害のある人たちとの交流を通して、自分の障害を受容していく過程をコメディータッチに描く。

　自身も12歳で統合失調症を発症し、入退院を繰り返してきた加賀谷は「社会が勝手に作った障害者のイメージを少しでもやわらかくできたらと思って参加した」といい、「僕はラッキーボーイです。素晴らしいスタッフや共演者に恵まれて幸せものです」と感謝。「これもひとえに、僕の人徳のいたすところなのでこれからもよろしくお願いします」と頭を下げて笑わせていた。

　そのほか、ダウン症のタレントで友人役を演じたあべけん太、劇中で障害者たちが集まるラウンジ「悪夢」の女主人を演じた片山真理が登壇。12月5日午後9時からNHK・Eテレで放送。