女優の宮沢りえが15日、都内で行われた7年ぶりの主演映画『紙の月』の初日舞台あいさつに登壇。横領に手を染める平凡な主婦・梅沢梨花を熱演し、吉田大八監督は感謝の手紙を送った。その場で読み上げられると、宮沢はたまらず目元を抑えて号泣し「言葉になりません…」と声を詰まらせた。 吉田監督は制作開始当初を振り返り「1年前、途中で潰れるだろうと思った。それほど手応えを感じなかった」と一度は突き放したが「あなたがオファーを受けて、ヒロインの梨花が顔を持った瞬間に映画の運命が変わった」と感謝。
2014/11/15