女優の上戸彩（29）が、ニッポン放送の24時間番組『第40回　ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』（12月24日正午〜）のパーソナリティに決定した。同番組のパーソナリティを務めるのは2006年以来8年ぶり。30日、同局で行われた記者会見に出席した上戸は「8年前の経験を生かして、今年は1秒でも早く空気に慣れたい」と意気込みを語った。

【写真】その他の写真を見る

　今回は“ミュージック・マラソン”という本来のコンセプトに沿った「声と音の物語」という企画を実施。イマジンスタジオでの4年ぶりの公開放送で、上戸による目の不自由な方にまつわる物語の朗読や、アーティストによる生ライブを行う。

　上戸は「プレッシャーもありますし不安もありますし、正直一度はお断りさせていただいたのですが、スタッフの皆さんが案をくださって、自分らしいラジオができると思った」と経緯を説明。希望ゲストを聞かれると「ナインティナインの岡村（隆史）が来たいって言ってくれた」といい、「このラジオでないとお会いできない方もたくさんいるのですごく楽しみ」と笑顔で抱負を述べた。

　8年前と現在の心境の違いを聞かれると、当時担当していたラジオ番組で「忙しいときってプライベートの時間がないので、新しいネタが何もない状態で仕事の話しかできないのがつらかった」と振り返り、「こうして間があくと皆に話したいことができてきたので、プライベートな話も挟みながらゲストの方をお招きして楽しい時間を過ごしたい」と話していた。

　1975年にスタートした同番組は、目の不自由な人のために「音の出る信号機」を設置するためのチャリティーキャンペーン。12月24日正午から翌25日正午まで同局で生放送し、募金を呼びかける。これまでに集められた募金は42億円を超え、2980基が設置された。