まだまだ根強いゆるキャラ人気。2000年代後半から「国宝・彦根城築城400年祭」のイメージキャラクター“ひこにゃん”、「平城遷都 1300年祭」の“せんとくん”らをきっかけにじわじわと認知され、熊本県の“くまモン”が全国的にブレイク。見た目の微妙さや、シュールなキャラクター設定などの、程よい“ユルさ”がウケてファンを増やし続けているが、キャラクター人気が過熱しすぎると、地域がおざなりにされる可能性もあるとか。 もともとゆるキャラは地域活性化の一環で誕生したものが多く、その土地の歴史や名産などをルックスや名前のモチーフにしているものが多い。好きなキャラクターを通して地域の詳細や観光名所、名産品を知り、愛着が沸く…という効果を生み出してきた。
2014/10/24