歌手のアグネス・チャンが13日、新著『女性にやさしい日本になれたのか』の発売記念イベントを都内で行った。イベント前の会見でアグネスは、1987年に第1子を出産した直後に子連れで収録に参加したことが騒動となり、流行語大賞(大衆賞)にも選出された“アグネス論争”について報道陣の前で27年ぶりに言及し、当時や現在の心境を告白した。
子連れでテレビ局の仕事をしたアグネスを作家の林真理子が批判。双方の擁護団を交えて大論争に発展した。世間的にもバッシングの波にされされ、アグネスは「風当たりは強かった。つらい思いもたくさんしました」と振り返った。
いまでは「論争はしてよかった。論争が私を強く成長させてくれた」と心境に変化。「社会的には、働く親の背中に子供はいるんだと一石を投じ、その後、働く母親をどう応援するかという話になったのでよかった。論争を起こしてくれて感謝です」と騒動を前向きに捉えていた。
自身が問題提起した「働く母親に対する現状」については「理解は深まったけど、まだまだ実際は厳しい」と不満も。「今の女性を応援する政策は根本的に少子化解消をするため、女性に子どもを産ませるために幸せにするというもの。それは順序が違う。産んでほしいからどうすればいいかではなく、まず女性を応援し、女性と男性が平等になることが大事だ」と持論を展開していた。
子連れでテレビ局の仕事をしたアグネスを作家の林真理子が批判。双方の擁護団を交えて大論争に発展した。世間的にもバッシングの波にされされ、アグネスは「風当たりは強かった。つらい思いもたくさんしました」と振り返った。
いまでは「論争はしてよかった。論争が私を強く成長させてくれた」と心境に変化。「社会的には、働く親の背中に子供はいるんだと一石を投じ、その後、働く母親をどう応援するかという話になったのでよかった。論争を起こしてくれて感謝です」と騒動を前向きに捉えていた。
自身が問題提起した「働く母親に対する現状」については「理解は深まったけど、まだまだ実際は厳しい」と不満も。「今の女性を応援する政策は根本的に少子化解消をするため、女性に子どもを産ませるために幸せにするというもの。それは順序が違う。産んでほしいからどうすればいいかではなく、まず女性を応援し、女性と男性が平等になることが大事だ」と持論を展開していた。
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2014/09/13