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ちょっとしたミスで降格・減給も! 日常に潜む不注意の影

 ちょっとした失敗やピンチは誰もが通る道。とはいえ、背筋が凍るような経験は少ないにこしたことはない。そこで、oriconMEでは過去の失敗を反省して新生活を飛躍させるべく、20代から50代の男女1704人に「ちょっとした不注意からピンチを迎えた」人々の実態を探るアンケート調査を実施。その結果、仕事での不注意では【PC等でのデータ入力ミス、入力漏れ】(32.4%)、【書類の書き間違いや打ち間違い、記入漏れ】(31.0%)などが多くあげられ、日常でもっとも多い作業こそ“うっかり忘れ”によるミスが起こりやすいことが分かった。

◆事故、失職、破局…シャレにならない“ちょっとした不注意”の結末

 少数ではあるものの、【作業上の事故を起こしてしまった、危うく起こしそうになった】(2.6%)、【車での事故を起こしてしまった、危うく起こしそうになった】(2.1%)など、もはや“うっかり”とは言えないほどの状況に陥った人も。また、ミスの結果も大半は「特に問題にならかった」「影響はなかった」というものだったが、なかには降格や減給になった人(14名・0.8%)や、職を失った人(11名・0.6%)もいた。きっかけはうっかりミスだとしても、大事故や自らのキャリア毀損を招く可能性もあるだけに、他人事と笑ってもいられない。

 一方、プライベートでの不注意をみてみると、家族間では【家族と喧嘩をしてしまった】(43.5%)、恋人間でも【不用意な発言や行動で相手を怒らせてしまった、傷つけた】(62.7%)など、衝動的な言動を起こしてピンチを引き起こすパターンが多数。これらのトラブルにより、家庭内では【思わぬ出費】(29.8%)と金銭的な損害につながったり、【家族との関係が悪くなった】(20.7%)など家族内の不和につながったりするハメに。恋人間においては【破局】(20.8%)や【相手との関係が悪くなった】(18.8%)と恋愛関係を損なうカップルも多い中、【かえって二人の関係が深いものになった】(16.1%)場合もあるようで、“雨降って地固まる”興味深い経験談も寄せられた。

◆子どもの頃から不注意が多い場合は病気の可能性も…

 このように、ちょっとした不注意による失敗やピンチは日常の様々なシーンで起こるもの。しかし、不注意を招きやすい傾向は成長とともに変化するとは一概に言えないようで、不注意の傾向を【子どもの頃から】と答える人は76.1%にのぼり、幼少から抱えている問題であることが明らかになった。

 はたして、少しでも失敗を減らすための対策はないのだろうか。精神科専門医の姜昌勲先生によると「人の脳が処理できる量には限界があり、一時的に情報を記憶・保管する“ワーキングメモリ”の容量を超えると、ミスが起こりやすくなる」のだという。姜先生は「メモをとって整理するなど、脳内の作業にとどめないこと」を提案するとともに、「子どもの頃から不注意の傾向が強いと感じている場合は、AD/HDという病気の可能性も考えなければならない」と話す。

 AD/HDとは「不注意さ」や「多動性」「衝動性」を特徴とする発達障害。日常活動や学習に支障をきたす状態で、子供の頃から症状があり、大人になってから初めて気がつくことも少なくないという。姜先生は「多発するミスを“怠けなんじゃないか”などと我慢せず、信頼できる専門医に診断してもらって、きちんと向き合うことが何よりの解決策です」とアドバイスしている。



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