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「ダークでダーティ」原点回帰『Lupin the Third』シリーズ、第2弾登場

 2012年に27年ぶりの新作として放送されたテレビアニメ『LUPIN the Third〜峰不二子という女〜』に続く、モンキー・パンチ氏原作『ルパン三世』の新シリーズ第2弾『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』の音声収録が、このほど都内で行われ、ルパン三世役の栗田貫一と次元大介役の小林清志が取材に応じた。

初解禁された映画『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』の次元大介 原作:モンキー・パンチ(C)TMS

初解禁された映画『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』の次元大介 原作:モンキー・パンチ(C)TMS

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 『LUPIN the Third』シリーズは、原作漫画に漂う危険なテイストを存分に活かし、アダルトな世界観をアニメーションで表現。今回は孤高のガンマン・次元大介を主役に、ターゲット奪取作戦、強敵との対決、そしてルパンと「相棒」になっていく男の生き様を、ハードボイルドかつダンディズム満載のアクションで描く。

 ほかの『ルパン』作品と比較して、栗田は「やっぱり、ダークでダーティな感じかな? 特に今回は、次元大介というガンマンとルパン三世が出会ってそれほど時間が経ってなくて、互いに信頼もしていなければ仲間意識もない、でも徐々にそれが芽生えていく過程にある。だからテンションもナァナァにならないように、ちょっと他人行儀というか、ライバル同士というか、そういうイメージで演じています」。

 『ルパン』作品で唯一人、当初から変わらずにメインキャラの声を担当している小林は「昔はこういう人間同士の因果関係の話がよくあったんです。非常に面白いですよ。こういう話がまた出てきたのはうれしいかな。意識して演じることは特にないですけど」と満足げ。「ダーティというか人間臭い。関係が人間臭いということですかね。ただ、オンエアできるかどうかというシーンがありますね。逆に楽しみかな」と話した。

 監督には、前作『〜峰不二子という女』ではキャラクターデザインと作画監督を務めた小池健氏が起用され、クリエイティブ・アドバイザーとして映画監督の石井克人氏(『鮫肌男と桃尻女』『PARTY7』)が参加。脚本は『相棒』シリーズや『TIGER&BUNNY』で腕を磨く新進気鋭の高橋悠也氏が手がけ、隙のないハードなサスペンス作品を作り上げる。

 同作は6月21日より東京・新宿バルト9にて期間限定特別上映(同27日まで)される(前篇と後篇を連続上映、本編上映時間は51分)。

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  • 初解禁された映画『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』の次元大介 原作:モンキー・パンチ(C)TMS
  • 初解禁された映画『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』のルパン三世 原作:モンキー・パンチ(C)TMS

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