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浜田雅功が大御所どつく理由「上の寂しさわかるから」

 お笑いコンビ・ダウンタウン浜田雅功(50)、落語家でタレントの笑福亭笑瓶(57)が、2003年に終了した深夜の人気バラエティー『HAMASHO』(読売テレビ・日本テレビ系)のDVD特典映像収録を都内で行った。収録後に取材に応じた浜田は、同番組で共演した笑瓶をはじめ、先輩芸人や大御所を容赦なく“どつく”理由について「上にいる人の寂しさがわかるから」と明かし、最近の若手の消極性を嘆いた。

ORICON NewSの独占取材に応じたダウンタウン・浜田雅功 (C)ORICON NewS inc.

ORICON NewSの独占取材に応じたダウンタウン・浜田雅功 (C)ORICON NewS inc.

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――同番組では、毎回先輩の笑瓶さんをどつき回してましたが、大御所などをイジることに恐怖感はないんですか?

浜田雅功 怒られたら怒られたですよ。それも勉強ちゃいますか(笑) それに、外から見たら、わーわー勝手にやってるように見えるでしょうけど、普段からちゃんと関係性を作ってますから。自分で言うのも何やけど、けじめはちゃんとしておかないといけない。

――収録中のノリや勢いだけで“どつく”のは違うと?

浜田 そりゃ、そうですよ。それをできる関係性ってのは当然あって、それを知らんと踏み込むとえらいことになる。(関係性なく)外からいきなり来たやつが、「やっていいんや」と思ってどついたりすると、そりゃ絶対許されない。兄やん(笑瓶)だって、本当は怖いですよ〜。志村(けん)さんでもそうですよ。僕は平気で「ハゲ」って言いますけど、普段ちゃんとやってるから成立する。それ知らんと、ノリでやってるやつには厳しく行きますからね。当たり前ですよ。そこをわかって、愛情持ってやってるから長くやっていける。僕はうまいこと地雷を避けてますしね(笑)

――今は芸人としてかなり上にいますが、下の若手からはどんどん絡まれたいですか?

浜田 それは当然ありますよ。どうしても、この位になると突っ込まれなくなるわけで、それは寂しいですよ。なんとなくですけど、最近の若手は深く入ろうとしてない。来ないんですよね。何を怖がってるのか知らないですけど。

――そういった寂しさが経験としてあるから、大御所や先輩に対して突っ込めると?

浜田 お笑いとして下が来てくれたら、こっちも得するんですよ。逆に、祭り上げられたままじゃ寂しい。その寂しさを知ってるから、上の人はもっと寂しいだろうってわかるんですよ。もちろん、兄やんみたく上が下からの突っ込みを受け入れることもすごいこと。ただ、もっと若手は来たらええし、そうじゃないと成立しないです。

――そういう意味では、ご自身がどつき回される『ガキ使』の「絶対に笑ってはいけない」シリーズは、貴重かも知れないですね。

浜田 この年齢でも「やらなあかんのか」ってのはある。でも、逆に俺らにそれをやられたら、若い子たちはつらいでしょうね。50歳になったオッサンがやるわけですから。だからこそ、やり続けた方がええかなとは思ってますね。この『HAMASHO』にしても、またやりたいんですよ。“師匠”とか言われる年齢の人間が、どつかれたり、ヅラ被って体張ることは、長くやってる方がええのかなと。

 『HAMASHO』は、1997年10月〜1999年9月と2002年4月〜2003年9月の二期にわたり深夜で放送され、「風俗刑事」「HAMASHOクイズ」「コスプレゴルフ」などの企画が人気を博した。今回は“同窓会”として特典映像の収録が敢行され、同番組のDVDシリーズ全4巻の購入者全員に応募特典としてプレゼントされる。

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  • (左から)浜田雅功、笑福亭笑瓶 (C)ORICON NewS inc.
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