春休み映画の大本命、『映画ドラえもん 新のび太の大魔境 ペコと5人の探検隊』(公開中)。今作で、ドラえもんたちが大冒険を繰り広げるのは、人間とは別に独自の進化を遂げた犬の国“バウワンコ王国”。この王国の兵士、ブルテリ役とバーナード役でお笑いコンビ・COWCOWの善しと多田健二が声優に挑戦している。
今作でのび太たちを大冒険へと導くペコや、俳優の小栗旬が演じるバウワンコ王国の剣士サベールに対し、二人合わせて半人前というキャラクター設定のブルテリとバーナードは、言ってみれば端役。「リアルなキャスティングですよ。王国の中でのブルテリ、バーナードの立ち位置は、芸能界における僕たちの位置と言ってもいい」(善し)と二人でうなずき合い、「でも、ブルテリとバーナードはしぶとく生き残っていくんですよね。僕らも生き残ってみせますよ」(多田)と本音をのぞかせた。
中学・高校の同級生だった善しと多田健二は、1993年にコンビ結成。2011年にピアノの伴奏と歌にのせて、日常において当たり前の事柄を体操にして表現する「あたりまえ体操」で人気者となった。テレビアニメのレギュラー放送(テレビ朝日系)では、『映画ドラえもん』の応援隊員として「ワンワン!あたりまえ体操」で映画を盛り上げた。
善しは「いままで一番うれしい仕事でしたね。予想すらしない、目標にも持っていなかったことなので、うちの息子や娘に話しても全然信じてもらえなかった(笑)。同じ芸人の先輩や後輩からは『すごいな』『いいな』とうらやましがられましたね、最高です」。
多田は「国民的アニメに出られるということは、世間が僕らのことを国民的タレントと認めたことになるのかな? 歌手でいえば『紅白』出場? 芸人が『ドラえもん』に出るのは、それ以上の価値がありますね。頂点を極めた気分」と、あからさまな“天狗”発言で喜びを表していた。
今年は、原作者、藤子・F・不二雄生誕80周年のメモリアルイヤー。ドラえもん映画の原点に戻って、1982年に発表された『のび太の大魔境』をリメイク。子どもたちの大冒険へのあこがれと、仲間たちの深い絆を描く。
◆COWCOWの一問一答
Q:あなたにとって『ドラえもん』とは?
【善し】テレビで『ドラえもん』を観て育った世代。学生時代にはコミックスの「大長編ドラえもんシリーズ」をよく読んでいました。今、また、子どもたちと一緒に『ドラえもん』を観ています。声優は変わりましたけど、『ドラえもん』は変わらないというか、今回の映画を観るとすごく進化している。僕らの人生から『ドラえもん』がなくなることはないと思います。
【多田】空気のようにあって当たり前、好きとか嫌いとかを超えたアニメ超越した存在です。子どもの頃、『ドラえもん』に作者がいると知ってびっくりした覚えがありますし、小学生の時に『のび太の宇宙開拓史』(1981年)を観て、初めて感動して泣いた。思い出深い作品です。
Q:『ドラえもん』の登場人物の中で自分に似ていると思うのは?
【善し】食いしん坊なところが、ドラえもんに似ているかな(笑)。ドラえもんはひみつ道具を持っていて頼りがいがあるんですけど、めんどくさがり屋なところもありますよね。そういうところも似ているかもしれないですね。
【多田】僕は幼稚園から小学校低学年まではジャイアンキャラでした。ケンカ好きのやんちゃ坊主。小4の時に初めてケンカで負けで、そこからだんだんおとなしくなっていきました(笑)。
今作でのび太たちを大冒険へと導くペコや、俳優の小栗旬が演じるバウワンコ王国の剣士サベールに対し、二人合わせて半人前というキャラクター設定のブルテリとバーナードは、言ってみれば端役。「リアルなキャスティングですよ。王国の中でのブルテリ、バーナードの立ち位置は、芸能界における僕たちの位置と言ってもいい」(善し)と二人でうなずき合い、「でも、ブルテリとバーナードはしぶとく生き残っていくんですよね。僕らも生き残ってみせますよ」(多田)と本音をのぞかせた。
中学・高校の同級生だった善しと多田健二は、1993年にコンビ結成。2011年にピアノの伴奏と歌にのせて、日常において当たり前の事柄を体操にして表現する「あたりまえ体操」で人気者となった。テレビアニメのレギュラー放送(テレビ朝日系)では、『映画ドラえもん』の応援隊員として「ワンワン!あたりまえ体操」で映画を盛り上げた。
善しは「いままで一番うれしい仕事でしたね。予想すらしない、目標にも持っていなかったことなので、うちの息子や娘に話しても全然信じてもらえなかった(笑)。同じ芸人の先輩や後輩からは『すごいな』『いいな』とうらやましがられましたね、最高です」。
多田は「国民的アニメに出られるということは、世間が僕らのことを国民的タレントと認めたことになるのかな? 歌手でいえば『紅白』出場? 芸人が『ドラえもん』に出るのは、それ以上の価値がありますね。頂点を極めた気分」と、あからさまな“天狗”発言で喜びを表していた。
今年は、原作者、藤子・F・不二雄生誕80周年のメモリアルイヤー。ドラえもん映画の原点に戻って、1982年に発表された『のび太の大魔境』をリメイク。子どもたちの大冒険へのあこがれと、仲間たちの深い絆を描く。
◆COWCOWの一問一答
Q:あなたにとって『ドラえもん』とは?
【善し】テレビで『ドラえもん』を観て育った世代。学生時代にはコミックスの「大長編ドラえもんシリーズ」をよく読んでいました。今、また、子どもたちと一緒に『ドラえもん』を観ています。声優は変わりましたけど、『ドラえもん』は変わらないというか、今回の映画を観るとすごく進化している。僕らの人生から『ドラえもん』がなくなることはないと思います。
【多田】空気のようにあって当たり前、好きとか嫌いとかを超えたアニメ超越した存在です。子どもの頃、『ドラえもん』に作者がいると知ってびっくりした覚えがありますし、小学生の時に『のび太の宇宙開拓史』(1981年)を観て、初めて感動して泣いた。思い出深い作品です。
Q:『ドラえもん』の登場人物の中で自分に似ていると思うのは?
【善し】食いしん坊なところが、ドラえもんに似ているかな(笑)。ドラえもんはひみつ道具を持っていて頼りがいがあるんですけど、めんどくさがり屋なところもありますよね。そういうところも似ているかもしれないですね。
【多田】僕は幼稚園から小学校低学年まではジャイアンキャラでした。ケンカ好きのやんちゃ坊主。小4の時に初めてケンカで負けで、そこからだんだんおとなしくなっていきました(笑)。
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2014/03/21