1984年4月21日に歌手デビューしたタレントの菊池桃子（45）が30周年を記念して、23年ぶりのアルバム発売と27年ぶりとなるソロコンサート開催が決定した。菊池は「久しぶりに歌える喜びにときめいています」と胸を高鳴らせている。

【写真】その他の写真を見る

　コンサートに先駆け、1991年発売の『Miroir -鏡の向こう側に-』以来、23年ぶりとなるアルバム『青春ラブレター 〜30th Celebration Best〜』（4月30日発売）を発売。菊池が16〜18歳までにリリースしたシングル9曲に加え、本人の思い入れが強くファンからの人気も高い1stアルバム『OCEAN SIDE』（84年9月発売）の表題曲を収録。この10曲に新たなアレンジを施し、再録音した。

　さらに、菊池の大ファンという鈴木おさむ氏が作詞、つんく♂が作曲を手がけた新曲「青春ラブレター」も収録。デビュー曲「青春のいじわる」のアンサーソングで、菊池のヒット曲「雪にかいたLOVE LETTER」「卒業-GRADUATION-」「Say Yes！」などのフレーズをちりばめたつんく♂は「音楽の仕事でご一緒できたこと。とても光栄に思います」と感激した。

　本作を携えて、5月24・25日には1987年以来27年ぶりとなる単独コンサート『30th Anniversary Concert「青春ラブレター」』を東京・品川のステラボールで開催する。「これまで愛していただいた曲に加えて、素敵な新曲が歌えることもうれしいです」と喜ぶ菊池は「30年間の感謝を大切に表現したいと思っています。皆さまに届きますように…」と願った。

　新曲の作曲およびコンサートの演出を担当する鈴木氏は「僕も含めて、あの頃菊池桃子さんにハートを奪われたもの全てに、あの頃のキュンとした気持ちを思いだしてほしい。そんなコンサートにします。曲も、あの頃菊池桃子の曲を聴きまくった人なら心をくすぐられる仕掛けがたくさんあります。菊池桃子さんからの青春ラブレター、感じてください！」と力を込めた。