今月11日に食道がんにため亡くなった女優・淡路恵子さん(享年80)の通夜が21日、東京・青山葬儀所にてしめやかに営まれ、俳優・宝田明をはじめ著名人ら300人が弔問に訪れた。東宝の映画時代からの戦友だという宝田は「日本一たばこを吸う姿がすてき。右に出る人は海外の女優さんにもいない」と在りし日の姿に想いをはせた。 「旅先でも二人で一つの部屋で朝まで花札をやったこともあった」「淡路さんの家に行っては夜を徹して語り明かした」と懐かんだ宝田は淡路さんの印象について「派手な感じの女優さんでしたが、家庭的なひと。家庭を大事にしていた」と語り「淡路さんのような女性と結婚したいと思ったこともあった」と告白。最後には「精一杯人間としてやりたいことをやり通して、フルスロットルで生きてきた。ありきたりですが安らかに」と静かに故人を偲んだ。
2014/01/21