5人組ダンス＆ボーカルグループ・Da-iCE（ダイス）のデビューシングル「SHOUT IT OUT」（1月15日）が、1/14付デイリーシングルランキング2位に初登場。歌とダンスのクオリティが高い実力派としてインディーズ時代から注目を集めてきた5人が、ORICON STYLEの取材に応じた。他のアーティストへの振り付けやメンバー全員が作詞・作曲も行うクリエイティブ集団が、音楽業界に新風を吹かせる。

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　岩岡徹、大野雄大、工藤大輝、花村想太、和田颯の5人からなるDa-iCEは、2011年1月より活動をスタート。オーディションでのグランプリ受賞経験があるものの、なかなかデビューのチャンスを掴めず、レッスンに励んできたメンバー、幼少の頃からアクターズスタジオやエイベックス・ダンス・アカデミーに通い、ほぼ毎日のようにダンスや歌のレッスンを積んできたメンバーもいる。Da-iCE結成前からメンバーそれぞれが、様々な活動を行い、苦労を重ねてきただけに、ダンスのスキルやパフォーマンスの完成度は高い。さらに、ハイトーンボイスの花村とハスキーで力強い声を持つ大野、絶妙なバランスで重なり合う2人の歌声も魅力のひとつだ。その上、クール系からキュート系まで、顔面偏差値75超えの東大レベルと言われるイケメン揃い。

　結成から3年、様々な苦労を乗り越え、ようやくデビューを果たした今の心境について、リーダーの工藤は「変わらないですね」と冷静に語る。「お客さんが10人とかしかいないような状況から、ライブを重ねていくなかで動員が徐々に増えていって、階段飛ばしとかではなく、1段1段順序を経てのメジャーデビューなので、今はやっと登れたなという、いい意味で落ち着いている感じです」と年間約80本のライブを行い、昨年には、AAAのツアーでオープニングアクトを努めるなど、地道な活動を続け、ファンを獲得してきた。

　メジャーデビュー曲「SHOUT IT OUT」は、ライブ人気の高い3曲を対象にした『デビュー曲国民投票』で、約1万人の投票によって決定した。ファンと共に歩んで行こうという強い気持ちが感じられる同作は、キャッチャーで覚えやすい歌と5人の息の合ったダンスが魅力。このほか、収録曲の「What you say」は、メンバー自身が楽曲制作に携わり、クリエイティブな才能を発揮している。

　そんな彼らの今の目標は、新人賞を取ること。工藤は「一生に1回しか体験できないことなので、日本一の新人を目指して、勢いを加速させていきたい」と意気込んでいる。