人気アニメの2大キャラクターが一つの作品で火花を散らす、映画『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』（公開中）が、昨年12月7日の公開初日から今年1月7日までに、劇場動員300万人を突破したことが8日、わかった。動員数は308万8143人となり、興行収入は、昨年公開され、シリーズ最高を記録した劇場版『名探偵コナン 絶海の探偵（プライベート・アイ）』（最終興収36.1億円）を上回る36億3650万850円となった。

　同作は全国329スクリーンで公開され、映画動員ランキング2週連続1位を獲得した後、12月21日公開の映画『永遠の0（ゼロ）』に続く同ランキング2位を3週連続でキープし、年末年始のお正月興行も好調だった。

　『ルパン三世』は、劇場版としては『ルパン三世　DEAD OR ALIVE』（1996年4月公開）以来、17年ぶりの新作というもあり、往年のファンも劇場へ足を運んでいるものとみられる。『名探偵コナン』の人気を支えるファミリー層や女性客を合わせて、幅広い層から支持される作品となった。