アニメ&ゲーム カテゴリ
ORICON NEWS

高畑勲監督14年ぶりの新作『かぐや姫の物語』初登場1位

 スタジオジブリの高畑勲監督の14年ぶり最新作『かぐや姫の物語』が、興行通信社による11月23・24日の週末『全国映画動員ランキングトップ10』で、初登場1位を獲得した。全国456スクリーンで公開され、土日2日間の成績は、動員22万2822人、興行収入2億8425万2550円をあげ、好スタートを切った。

公開中の映画『かぐや姫の物語』の場面カット(C)2013 畑事務所・GNDHDDTK

公開中の映画『かぐや姫の物語』の場面カット(C)2013 畑事務所・GNDHDDTK

写真ページを見る

 同作は、日本最古の物語『竹取物語』を題材に、かぐや姫の心情に迫った真実を描き出す。主人公・かぐや姫の声を演じるのは、数百人のオーディションから選ばれた朝倉あき。かぐや姫を育てる翁役を、本作が遺作となった故・地井武男さんが演じたほか、宮本信子、高良健吾、高畑淳子、朝丘雪路、仲代達矢ら、豪華キャストが脇を固めている。

 11月7日に行われた完成披露報告会見で高畑監督自ら「今までの作品の中で最もどのような表現でできるかにこだわった作品。ただ新しい表現ではなく、意味のある表現を。これが達成できたことは、図々しいですが日本のアニメーションを一歩進めることができたように思います」と作品の出来に自信をのぞかせていた同作。初日から劇場に足を運んだ多くの人々が新たな映像表現を目の当たりにし、度肝を抜かれたに違いない。口コミ効果による今後の広がりにも期待が持てそうだ。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

 を検索