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今冬は“乾燥肌デビュー”が増加!? 皮膚科医がすすめる保湿成分は?

 冷たい北風が吹き、秋の訪れとともに冬の足音も聞こえてきた日本列島。毎年この季節になると気になる乾燥だが、今年の秋冬は“乾燥肌デビュー”する人が増えるおそれがあるという。その理由のひとつは今夏の記録的な猛暑。皮膚科医としても数多くの患者を診てきた、私のクリニック目白の平田雅子院長は「猛暑によって体内が脱水気味になっているうえに、朝から夜までエアコンをつけている環境で肌バリアが壊れ、身体が乾いた状態で秋冬を迎えるため、乾燥肌の悩みが深刻になる」と懸念する。

◆乾燥デフレスパイラルに陥らないためには?

 エアコンによる乾燥や紫外線による保湿機能の低下など、夏の間のダメージがどっとトラブルとなってあらわれてくる秋冬。肌の乾燥がひどくて保湿クリームを塗ってもなかなか治らない…という人も少なくない。実はこれ、乾燥肌によって壊された肌バリアを少しでも早く修復しようと、皮膚の角層に未熟な細胞が増えて、さらにバリア機能が低下する“乾燥デフレスパイラル”に陥っているから。不完全で未熟な細胞は十分な大きさもなく生理機能も低下しているため、さらに肌バリア機能を低下させてしまうのだという。

 こうなるとクリームやローションを塗って一時的に肌が潤っても、根本的に治っているわけではないので、いつまでたっても乾燥肌が治らない事態に。順天堂大学浦安病院で皮膚科学を教える須賀康教授は、この悪循環を断ち切るには「角層の奥にもしっかり効く保湿によって“育ちのいい細胞”を育て、未熟な細胞をなくすことが肌バリア機能をいち早く取り戻す方法」だと語る。

◆皮膚科医で尿素より処方されている“ヘパリン類似物質”

 とはいえ、「角質の奥にもしっかり効く保湿」とはどうすればよいのだろう?と疑問に思う人も多いはず。皮膚の乾燥に対して皮膚科医が処方する成分は主に、尿素、ワセリン、ヘパリン類似物質があるが、前述の“乾燥デフレスパイラル”に陥った肌には、ヘパリン類似物質がいいそう。尿素やワセリンが肌の表面で作用するのに対し、角質の下の肌の奥まで浸透して修復するのがヘパリン類似物質。一般的に「乾燥に効く」と考えられている尿素は、皮膚科での処方推計実患者数が約250万人。それに対し、ヘパリン類似物質は約1000万人と、その差は歴然だ。

 「ヘパリン類似物質は刺激が少なく、乾燥からくるトラブルに高い保湿効果を発揮します。肌の奥からバリア機能を修復してくれるので、繰り返す乾燥肌を根本から治療するためのスタンダードといえます」と須賀先生も推奨する。

 乾燥肌は「季節ものだし多少は仕方ない」と諦めてしまいがちだが、寝ている間に掻きむしって睡眠不足になったりと、日常生活に支障がでることも。ヘパリン類似物質は皮膚科でも処方してもらえるが、市販製品にも配合しているものがあるので手軽に利用することが可能。今年の冬は根本からしっかり治して“乾燥肌”を卒業し、健康なつるつるスベスベ肌になってみては?



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