今年創刊25周年を迎える女性ファッション誌『MISS plus』（世界文化社）が、12月26日発売の2月号をもって休刊することが22日、わかった。同誌は、20代後半から30代前半のおしゃれ好きな大人の女性をメインターゲットに、1989年3月に『miss家庭画報』として創刊。その後、2002年に『MISS』と名称を変更し、今年5月には『MISS plus』に新装刊したばかりだったが、25年の歴史に幕を閉じる。

　同社は休刊理由について「この25年間時代は大きく移り変わり、現在の読者のライフスタイル、ファッション感を考えたとき、その使命を果たし休刊止むなしの判断に至りました」と説明。

　今後については、これまでの経験を今月7日創刊の女性ファッション誌『GOLD』などに活かしたいとし、同誌のメインターゲットが40代〜50代女性とあって「80年代に青春時代をすごしたGOLD世代が注目を集めており、『GOLD』の創刊はまさしく時代のニーズによるものと確信しております」としている。