今年デビュー25周年を迎えた歌手でタレントの西田ひかる（40）が9日、東京・六本木のSTB139スイートベイジルで25周年記念ライブ『Just Singin’』開催前に報道陣のインタビューに応じた。約12年ぶりの公演となった西田は「不思議な感覚。夢のよう」と胸を躍らせ、紅白復帰の声には「そう言われると欲が出てくる。年末年始は子どものお休みなのでね」と意欲的に語った。

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　今年5月に約11年ぶりのシングル「Just Lovin’」を発売し、この日から東名阪ツアーをスタートさせる西田は「去年からこの日に向けてやってきたので、ドキドキ。すごく緊張している反面、一つひとつの作業を楽しくできてます」と満面の笑み。今月16日は自身の誕生日で、バンドメンバーからサプライズで祝福されると「サプライズでケーキが出たの久しぶり」と、久々のバースデーライブを喜んでいた。

　四半世紀にわたる芸能生活を振り返り「前半の12、3年は濃密で、いろいろ思い出しても忘れていることが多い」と感慨深げ。現在は6歳と3歳の2児の母としても奮闘中で「子育て楽しいです。毎日発見がある」と充実ぶりを語り「今は子供中心に考えての仕事の選択になると思う」と今後しばらくは長期的な舞台やドラマの仕事はセーブしていく方針を明かしていた。

　それでも25周年はまだまだ通過点。西田は「ライブっていいなって思う。歌から離れたくない気持ちがありますね」と力強く語っていた。