日本最大級の着物コンテスト『きものクイーンコンテスト2013』が16日、都内で開催され、グランプリに宮崎出身で神奈川在住の臼井千晶さん（19）が選ばれた。臼井さんは、映画『スープ 生まれ変わりの物語』（2012年公開）にエキストラ出演していたという女優の“卵”で、「実感が沸かないです。何て言ったらわからないですけど、喜びにあふれています」と喜んだ。

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　応募総数5715人の中から、クイーンの称号を得た臼井さんは「ビックリしています。着物を着る上で、背筋や女性らしさを意識したのが伝わったらしく、うれしい」と満面の笑み。来年成人式を控えるとあって「胸高鳴る。新しい自分を見つけられるようにしたい」と声を弾ませた。

　同コンテストのスペシャルサポーターを務める『第13回全日本国民的美少女コンテスト』グランプリの吉本実憂（16）やスペシャルゲストの女優・佐藤藍子（35）も祝福。赤の振袖姿を披露した吉本は「審査員を務めて、楽しかったです」と充実の表情を見せ、佐藤は「着物って、自分を律せられる。姿勢もそうだし、にじみ出てくる強さや優しさが表現できる。あと、うなじがキレイですよね。これが何とも言えない美しさ」と、着物の魅力を語っていた。

　準クイーンには栃木出身19歳の手塚梨乃さんと東京出身20歳の星野玲奈さんが選出。米倉涼子、上戸彩、武井咲ら擁する大手芸能事務所・オスカープロモーション所属の権利が与えられるオスカープロモーション賞には、東京出身19歳の鎌田夢乃さんが選ばれた。