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須賀健太、子役から俳優へ 事務所移籍で心境・演技に大きな変化

 人気子役として経験を積み、芸歴14年目を迎えた俳優・須賀健太(18)。今年4月に大手芸能事務所ホリプロに移籍し、テレビや映画のほか活躍の場は広がるばかりで、30日からは初舞台『少しはみ出て殴られた』(DDD青山クロスシアター)に挑む。このほど、舞台で共演する竹内寿(19)、前田公輝(21)と共にORICON STYLEのインタビューに応じた須賀は「子役でやってきたから、は関係ない。新生・須賀健太を見せる」と力説。子役から“若手俳優”へ――環境の変化を踏まえて現在の心境を聞いた。

舞台『少しはみ出て殴られた』に出演する(左から)前田公輝、須賀健太、竹内寿 (C)ORICON DD inc.

舞台『少しはみ出て殴られた』に出演する(左から)前田公輝、須賀健太、竹内寿 (C)ORICON DD inc.

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 連続ドラマ『人にやさしく』(フジテレビ系)や『喰いタン』(日本テレビ系)、映画『ALWAYS三丁目の夕日』など数多くの作品に出演し、子役として存在感を発揮してきた須賀も、気づけばもう18歳。背丈はもちろん、雰囲気や表情もすっかり大人っぽく成長し、「俳優」という肩書きがしっくりくる。

 須賀が初めて挑む舞台は、ホリプロ所属の若手俳優を中心に繰り広げられる舞台シリーズの第3弾。刑務所に収容された男8人が、建物に国境線が引かれたのをきっかけにさまざまな問題にぶち当たるストーリーとなっている。

 同世代から年上まで幅広い俳優が集まる大手事務所に移った須賀は「新鮮です。先輩方と芝居するっていう経験はなかったので。今までは子役の事務所で、僕より年齢の高い子はなかなかいないし、後輩で一番下の子っていうと、0歳だったりしたので」と、刺激し合える環境に充実の笑み。

 さまざまなキャリアを積んできた須賀にとっても、初舞台での課題は多いようで「立ち位置とか重要になってくる。声の出し方や舞台ならではの見せ方を勉強したい。ドラマだと顔のアップや他の人の芝居を見ている時っていうのは、手とか体の動きが雑になるので、そこまで考えないと」。身振り手振り交えて演技を語る表情は、真剣そのものだ。

 「後輩っていうよりも知ってましたもん!」と須賀の印象を語るのは竹内。「芸歴だと先輩なので、アドバイスはないです」と謙遜するが「舞台が終わってから振り返ると、こういうところを得られたなって思う。寂しさとかも出てくるんですけど。のちのちに思うことってあると思う」と今までの経験を語り、須賀も思わずうなずく。

 前田も竹内に共感し「恋じゃないけど、失って初めて気づくみたいなね。ポッカリ心のなかに穴が空く感じがありますね」と語れば、須賀は「まだやってみないとわからないですけど、“恋じゃないけど、失って初めて気づく”ってことあると思う」と先輩を手玉にとるなど、カンパニーの仲の良さもバッチリのようだ。

 まさに新天地に足を踏み入れた須賀が、今後重きを置くポイントは“俳優・須賀健太”。本人も「今までの作品を評価してくれた人にも今回の舞台は観て欲しいし、新しい須賀健太を見せられたらというのが一番かな」と力強く語っていた。

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  • 舞台『少しはみ出て殴られた』に出演する(左から)前田公輝、須賀健太、竹内寿 (C)ORICON DD inc.
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