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『2万人が選ぶ好きなアーティスト』嵐が史上初の3連覇 〜実力派ベテラン勢の躍進にも注目

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 週刊エンタテインメント誌『オリ★スタ』が、2004年以来今年で9回目となる『音楽ファン2万人が選ぶ“好きなアーティストランキング”』を11月1日、発表した。2012年は昨年、一昨年と2年連続で首位を獲得した【】が、圧倒的な強さを見せつけ、同ランキング開始以来初の3連覇を成し遂げた。音楽活動はもちろん、ドラマ、バラエティ、CM出演などマルチな活動や、3年連続となる『NHK紅白歌合戦』での司会など、まさに“国民的グループ”としての立ち位置が盤石となったことを印象付ける結果となった。

 3月に発売されたシングル「ワイルド アット ハート」をはじめとする今年発売の3作のシングルは、いずれも首位を獲得。また、5月に発売したライブDVD『ARASHI LIVE TOUR Beautiful World』は、初週で57.2万枚を売り上げ、DVD総売上枚数を614.4万枚とし、アーティスト史上初めてのDVDの総売上枚数600万枚突破という快挙を成し遂げた嵐。さらに個々でのドラマ、CM出演などの活動を加えれば、同ランキング3連覇に異論をはさむ余地は皆無といえる。

 今回のランキングでも、全15部門中8部門(「総合」、「女性総合」、「10代総合」、「20代総合」、「10代女性」、「20代女性」、「30代女性」、「40代女性」)で1位を獲得。「曲に強いメッセージ性がある」(千葉県/20代/男性)、「グループの雰囲気や曲、全部好き」(和歌山県/10代/男性)というコメントからも分かるように、今年は特に男性からの評価が伸びたこと、さらに日本テレビ系「ロンドンオリンピック2012」テーマソング「証」で、楽曲の良さを知ったという年配層からの声も多く寄せられた。

 続く2位には、昨年に引き続き【いきものがかり】がランクイン。Vo.吉岡聖恵の伸びやかな歌声と良質な楽曲が、幅広い層に受け入れられていることは周知の事実。今年も15部門中13部門でTOP3入り、また昨年同様に「男性総合」、「10代男性」で首位を獲得している。さらに今年は『NHKロンドンオリンピック、パラリンピック』のテーマソングに起用された、7分40秒という異例の長さの大作シングル「風が吹いている」でアーティストとしての成熟度が更に増したことを見せつけた。

 3位には、今年デビュー20周年という節目の年となった【Mr.Children】がランクインし、同ランキング開始以来9年連続のTOP5入りとなった。やはり「20代、30代男性」からの支持が高く、いずれも首位を獲得。さらに今年は「30代総合」でも初の首位となった。20周年ということで、精力的な活動を行ってきた彼らだが、5月に発売した『Mr.Children 2005-2010<macro>』、『Mr.Children 2001-2005<micro>』の2作のベストアルバムでの“ミリオンヒット”、“3週連続首位”、“グループ初、歴代2組目の3年代連続アルバムミリオン”などの輝かしい記録の数々は、彼らの衰えぬ人気を立証している。

 今年の注目は、何といってもベテラン勢の活躍ぶりに尽きる。今年デビュー15周年の【ゆず】は、昨年の10位から5位に上昇。以前より人気の高かった「10代」、「20代、30代女性」の支持に加え、今回はそれ以外の年齢層(「40代女性」、「20代〜40代男性」)の支持が大きく上昇した。10位の【ポルノグラフィティ】も、従来から人気の「10代」の支持と、特に男性層の支持上昇により、昨年の15位からTOP10入りとなった。

 さらに、昨年のNo.1ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の主題歌「やさしくなりたい」を手掛けたことで再び注目を浴びた【斉藤和義】も、特に「30代」の支持を集め昨年の55位から23位に上昇。続々と新世代アーティストが台頭する中、改めてその存在感を見せつけた実力派たちへのリスペクト、再評価の高まりが目立つ年だった。

 毎年確実にランクインを果たす鉄板アーティストの圧倒的な存在感は、もはや貫禄のひと言。特に史上初の3連覇を果たした嵐が、今後どのようなグループへと変貌していくのか末恐ろしい気すらしてくる。“常連組”と“躍進組”が僅差で渾然一体となることが今後の音楽シーンの活性化に繋がることは間違いない。

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