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舞台版『殿といっしょ』公開オーディションで4名が合格!
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9月30日にお台場・東京ジョイポリスにて行われた舞台版『殿といっしょ』の公開オーディション （左から牧田哲也、中村敦史、川村成一、宮崎秋人、掛川大輔、なるせゆうせい氏、大羽快氏）。 （C）ORICON DD inc.
同舞台は、月刊『コミックフラッパー』（メディアファクトリー 刊）で連載中の、大羽快による戦国時代を舞台にしたギャグ４コママンガを原作としたもので、先日、織田信長役に永山たかし、藤吉郎役に林 明寛、明智光秀役に前山孝文など主要キャスト13名が決定。今回、プロの役者のキャスティングと並行して、弊誌にも掲載した『主要キャストオーディション』を実施していた。
一般応募者と、現在ワタナベエンターテイメントカレッジに通う学生総勢の中から、1次・2次オーディションを経て、29名のファイナリストが決定。ファイナリストには、脚本・演出のなるせゆうせいから、オリジナル眼帯の作成、Facebook等を活用した宣伝活動＆ファンの方との交流、台本の一部を利用した演技、（30日イベント時の）エチュードの実演の4つの課題が課せられ、その選考過程は、一般公開もされた4日間のワークショップを経て、厳正なる審査が実施された。
この日は、ファイナリスト29名が3組に分かれて、約1分間の即興芝居“殿様エチュード”を実施。それぞれのグループに、原作に出てくる言葉3つが提示され、その3つの言葉を芝居のうまく入れ込んで披露するというエチュード審査に、ファイナリストたちは悪戦苦闘。1つの言葉しか入れられなかったり、全員が出る前に制限時間を迎えてしまったり、四苦八苦しながら体当たりで挑んでいた。
エチュード審査を終え、審査中のフリートークでは、妙に場慣れし、前に出たがるファイナリストたちに対して牧田は「普通、オーディションの最終審査って、みんな慣れてないから、みんなの緊張をほぐしてあげよう！って思ってたけど、なんか逆に僕がほぐされちゃった」と話し「もうちょっと初々しさが欲しかった（笑）」と本音をポロリすると、それに乗っかってガヤがさらに騒がしくなり「ホントうるさいな～!!（笑）。僕もう帰るっ!」と、ファイナリスト29名と息ピッタリの寸劇？を見せ、場内を盛り上げた。
審査会議を終えた、なるせ氏と大羽氏が戻ると、審査発表が行われ、伊達政宗役に宮崎秋人、徳川家康役に掛川大輔、今川義元役に川村成一、北条氏康役に中村敦史と4名の合格者が決定。メインキャストのひとり・伊達政宗役に決定した宮崎は「後ろの（惜しくも選ばれなかった）25人の気持ちを背負って、精一杯頑張ります！ これからも盛り上がっていけるよう、皆さんも応援よろしくお願いします!!」とアピール。脚本・演出のなるせ氏からは「役に合うキャスティングを、ということを念頭に考えました。舞台の設定と同じで役を勝ち取るのも戦国時代だと思って頑張ってもらって、大いに盛り上げていきましょう！」と激励のコメント。原作者の大羽氏も「とにかく今日は勢いに圧倒されました。この調子で頑張ってもらいたいです!!」と応援メッセージを送った。
公演は11月21日(水)～11月29日(木)の９日間全13公演で、劇場は吉祥寺の老舗劇場で、2013年1月で30年の歴史に幕を降ろすことになった前進座劇場での上演となる。
なお、現在発売中の『デ☆ビュー』11月号では、“舞台”に焦点をあてた特集『生のお芝居に触れて感受性豊かに！ そうだ、劇場へ行こう！』を掲載。さらに11月1日発売・12月号では、同イベントのレポートを掲載予定。
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提供元：
2012/10/04
